- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784406053341
作品紹介・あらすじ
ぼくは、朝暗いうちから仕事に出かける。朝食ぬきでお腹がなっている。でも、ぼくの望みは朝食ではない-。黒人教育家ブッカー・T・ワシントンの幼少期をえがいた絵本。
感想・レビュー・書評
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黒人教育家ブラッカー・T・ワシントンの幼少期1860年代の話。父親と兄と一緒に一日中黒人奴隷として働く生活のなかで、どうしても字を覚えたいと強い意志を持っていた。初めて自分の名前の文字を教えてもらった時の場面には感動させられました。
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アメリカ合衆国の教育指導者・著述家ブッカ-・トラバ・ワシントン(1856-1915)の少年時代を伝える絵本。 バージニア州で奴隷の子として生まれ、南北戦争後もウェストバージニア州で貧困に喘ぐ塩の荷造り人として働きながら、〝文字を読めるようになって、皆から尊敬される人になりたい。子どもたちに字を教えたい〟という思いが募り 「ママ、ぼくは字を習いたい!」と懇願、母親ジェ-ンの手を握りしめた・・・。ジェ-ンが与えた一冊の小さな本『綴り方教本・ブル-バック・スペラ-』が、ブッカ-の運命を開くことに・・・。
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私一回目はこの本逆から読んじゃったの
そしたらどうなったと思う?
例え願いが叶わなくても絶対に希望を捨てない"ぼく"の強い強い思いがすごく伝わってきた
Bookerって書いてもらった日のことが幻だったかのように"ぼく"はまた働きに出る話になった
やりたい事があっても簡単にやれる環境ではない、奴隷として生きていかなきゃいけない
うっかり反対から読んでしまった事で、そういう世界を見る事ができました -
マリー ブラッドビー (著), クリス・K. スーンピート (イラスト), 斉藤 規 (翻訳)
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字読めるように、皆んななりたいわよね
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奴隷制度があった頃の黒人の子供の話。
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文字を読めることが、これほど人に希望を与えてくれるのか、と感じました。
日本で暮らしていると、文字を読めるのが当たり前に思えるけれど、これは時間と場所が確保され、教育を受けてきたゆえのこと。
僕らにとって当たり前のことが、当たり前ではない世界がまだまだある。
文字を扱えることがもたらしてくれる希望や可能性を大切にしたいものです。 -
奴隷解放後のアメリカで、まだ生活が苦しくても学校にも行けない9歳の少年ブッカーが、文字を習いたいという強い思いを抱き、その糸口を掴むお話。感動しました。力強く繊細な絵も美しいです。4年生の読み聞かせに…と思って借りてみたけど、ちょっと夜のシーンは遠くからは見えづらいかなという懸念あり。でもそれより、内容が高学年向きのような気がしたという理由のほうで今回は断念しました。いつかは紹介本でもよいから持っていきたいです。
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アメリカの黒人教育家、ブッカー・T・ワシントンの少年期。食べ物より何より、少年が一番望んだことは、文字を学び本を読めるようになることだった…。