山のちょうじょうの木のてっぺん

著者 :
  • 新日本出版社
3.51
  • (13)
  • (7)
  • (20)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 267
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406063746

作品紹介・あらすじ

にしやんのところの犬・ごんすけが死にそうです。にしやんは元気がありません。ごんすけは、人のねんれいにするともう百さいぐらいのおじいさん犬です。ごんすけがいなくなるなんて。死ぬのはこわいけれど、どうやって死ぬのか、みてみたい気もしていました――いがらしくんは、にしやんのいえにいくことにします――。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ごんすけが死んだところが悲しかった。

  • 2020年課題図書低学年。にしやんの飼い犬ごんが死にそうで、悲しむにしやんと、死を初めて目にする事に興味をもつ、いがらし君。いがらし君が残酷なのではなく、そういうものなのかもしれない。何だか泣けてしまう本でした。

  •  よわっちいにしやんと、わんぱくないがらしくんは、ようちえんからの友だちです。
     ある朝、にしやんのようすがおかしかったのは、にしやんの飼っている犬が死んじゃうかもしれないからだとわかりました。いがらしくんはどうなるのか気になって、帰りににしやんの家にいっしょに行くことにしました。

  • 第66回(2020年度)青少年読書感想文課題図書
    小学校低学年の部

    にしやんは泣き虫。いがらしくんはにしやんをすぐからかったり、プロレスのわざをかけたりする。だからにしやんはいがらしくんが苦手。でも、にしやんの犬がとしをとって死にそうで、にしやんが元気をなくしていると、いがらしくんが「どうしちゃったの」と声をかけてきた。そして、犬のごんすけを見にお家に一緒に来るって言いだしたよ。

    ・犬のごんすけは老いで死んでしまうが、センチメンタルな哀しみの残る終わり方ではないので読みやすい。
    「ごんすけは僕の大事な友達だったんだよ」ってにしやんが話す。それを、静かに聞いてくれたのは、意外にもいじめっ子でやんちゃないがらしくん。クラスメイトの意外な一面を知って、二人は仲良くなる。いい話。

  • 悲しくて読んでいた時泣いてしまった( ; ; )

  • 2019課題図書

  • ごんすけがしぬのがつらかった。

  • にしやんのところの犬・ごんすけの死ぬところを、いがらしくんが見たいなんて、自分的には、ひどいと思う。

  • ペットの話だとは思わなかった。ところどころに小学生のアホエピソードがあってシリアスになりすぎないところがいいのかもしれない。

  • ごんすけが死んで悲しかった。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1957年山形県生まれ。児童文学作家。読み物の作品に『ぬくい山のきつね』(新日本出版社/日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞受賞)、『じぶんの木』(岩崎書店/ひろすけ童話賞受賞)、絵本の作品に『たぬきの花嫁道中』(岩崎書店/日本絵本賞受賞)、『いのちがかえっていくところ』(童心社)、『すずばあちゃんのおくりもの』(新日本出版社)他多数。

「2023年 『じゅげむの夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

最上一平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×