ぐるり一周34.5キロ JR山手線の謎 (じっぴコンパクト 43)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408107738

感想・レビュー・書評

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  • 山手線に頻繁に乗る人、もしくは、山手線の駅を利用する人だけ向け。

    知らなくても困らない、言ってしまえば、“どーでもいい”知識が身につく。
    「鉄分」多めの人じゃなくても面白い

    東京駅が作られなのは最後の方だったとか、
    新宿は開業当初は雨が降って利用者がゼロだったとか、
    駅のことだけじゃなくて、駅周辺の知識も知ることができる。

    サンシャインシティが監獄の跡地に建てられたとか。

    うん、おもしろーい!
    もうすぐ、辰野金吾が設計した当時の東京駅舎がお目見得だね。

  • 鉄道の本は「謎」という文字が好きなようだ。
    知っているだけで10冊ある。

    実際は謎ではなく,
    豆知識
    技術
    話題
    話したい箏
    なのではないかと思うこともしばしば。

    テッちゃんは謎が好きなのかも。

  • 日頃、乗り慣れた『山手線』の歴史と逸話を、おもしろく/詳細に紹介しています。
     各駅にまつわる話は、どれも、読んでいて興味深いものです。
     また、湘南新宿ラインや埼京線、現在整備が始まっている『上野駅~東京駅』間の直通運転も、実は、100年も前から計画されていたと言うことを知ると、明治の先人の見識の高さを、改めて認識します。

     鉄道オタクでは無い方々にも、お奨めできる一冊です。
     お子さんの夏休みの自由研究の種がみつかるかも・・・。

  • [ 内容 ]
    乗降客数が日本一多い山手線。
    ぐるりと一周34.5キロ、所要時間はぴったり1時間。
    この間に29駅あり、平均駅間距離は日本で2番目に短い。
    この間を最短で2分20秒間隔の超過密ダイヤで11両の電車が走る。
    本書は、丸ごと1冊山手線本である。
    「運転士はどの駅で替わる?」「新宿駅は、乗客ゼロを記録したことがある」など、路線にまつわるエピソードと歴史、29の駅に関するウンチク等々、あっと驚く話題が満載。

    [ 目次 ]
    第1章 山手線はいつからエンドレス?―命名100周年、山手線のおもしろ知識(命名100周年の山手線;数字でおさらいする山手線の現状; ほか)
    第2章 汽笛一声の陸蒸気から山手線まで(日本最初の鉄道が明治5年に開業;日本最初の巨大私鉄・日本鉄道の誕生;「品川線」としてまず建設された山手線 ほか)
    第3章 山手線29駅物語(品川―ゴジラが日本に初上陸したプレート(?)が残る、山手線最古の駅 大崎―運転士が乗り換わる、山手線保守整備の駅 五反田―東急池上線を通せん坊したような線路配置 ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 合コンのネタに。

  • 山手線の謎がわかる一冊です。

  • 2009年命名100周年をむかえた山手線ですが。
    明治時代に入ってからすぐに線路が引かれたそうです。

    今ではは都心の移動には必要な山手線も開業当時は乗客0人ということもあったそうです。

    山手線の歴史、山手線の各駅の歴史とこの一冊で分かります。

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著者プロフィール

1955年、東京生まれ。出版社勤務を経て、1982年からフリー。鉄道や旅をテーマとして、『鉄道ファン』『にっぽん列島鉄道紀行』などにルポを発表するかたわら、鉄道趣味書の編集にあたる。著書に『消えゆく「国鉄特急」図鑑』(松本 典久との共著、彩流社、2001)『SLが走る名風景—日本全国77路線への旅』(松本 典久との共著、彩流社、2001)、『京王電鉄ものがたり』(ネット武蔵野、2003)『鉄道車窓風景563—絶景パーフェクトガイド』(レイルマンフォトオフィスとの共著、ネコ・パブリッシング、2005)『寝台特急カシオペア』(小峰書店、2006) 『カシミール3Dで見る・自分で描く空から眺める鉄道ルート』(杉本 智彦との共著、実業之日本社、2006)『ゆったり鉄道の旅〈10〉九州—ぐるっと日本30000キロ』(山崎 友也との共著、山と渓谷社、2005)『全国フリーきっぷガイド—おトクに旅する』(人文社、2006)『ゆったり鉄道の旅〈2〉東北—ぐるっと日本30000キロ』(佐々倉 実との共著、山と渓谷社、2006)『ゆったり鉄道の旅〈6〉東海—ぐるっと日本30000キロ』(長根 広和との共著、山と渓谷社、2006)『今しか乗れない国鉄型名車ガイド』(並木書房、2002)『あたらしい新幹線ずかん』(レイルウェイズグラフィックとの共著、小峰書店、1998)『トミックスでんしゃものしりずかん』(小学館、2001)『でんしゃにのってしゅっぱつしんこう! 東海・信州編』(武井 正雄、小学館、2000)『東海のでんしゃずかん』(松本 典久RGG、小峰書店、1994)『はやいぞ!ぼくらの新快速』(井上 広和との共著、小峰書店、1998)など児童書を中心に多数。

「2006年 『昭和鉄道情景 路面電車篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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