ぐるり一周34.5キロ JR山手線の謎 (じっぴコンパクト 43)
- 実業之日本社 (2009年8月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408107738
感想・レビュー・書評
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山手線に頻繁に乗る人、もしくは、山手線の駅を利用する人だけ向け。
知らなくても困らない、言ってしまえば、“どーでもいい”知識が身につく。
「鉄分」多めの人じゃなくても面白い
東京駅が作られなのは最後の方だったとか、
新宿は開業当初は雨が降って利用者がゼロだったとか、
駅のことだけじゃなくて、駅周辺の知識も知ることができる。
サンシャインシティが監獄の跡地に建てられたとか。
うん、おもしろーい!
もうすぐ、辰野金吾が設計した当時の東京駅舎がお目見得だね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日頃、乗り慣れた『山手線』の歴史と逸話を、おもしろく/詳細に紹介しています。
各駅にまつわる話は、どれも、読んでいて興味深いものです。
また、湘南新宿ラインや埼京線、現在整備が始まっている『上野駅~東京駅』間の直通運転も、実は、100年も前から計画されていたと言うことを知ると、明治の先人の見識の高さを、改めて認識します。
鉄道オタクでは無い方々にも、お奨めできる一冊です。
お子さんの夏休みの自由研究の種がみつかるかも・・・。 -
[ 内容 ]
乗降客数が日本一多い山手線。
ぐるりと一周34.5キロ、所要時間はぴったり1時間。
この間に29駅あり、平均駅間距離は日本で2番目に短い。
この間を最短で2分20秒間隔の超過密ダイヤで11両の電車が走る。
本書は、丸ごと1冊山手線本である。
「運転士はどの駅で替わる?」「新宿駅は、乗客ゼロを記録したことがある」など、路線にまつわるエピソードと歴史、29の駅に関するウンチク等々、あっと驚く話題が満載。
[ 目次 ]
第1章 山手線はいつからエンドレス?―命名100周年、山手線のおもしろ知識(命名100周年の山手線;数字でおさらいする山手線の現状; ほか)
第2章 汽笛一声の陸蒸気から山手線まで(日本最初の鉄道が明治5年に開業;日本最初の巨大私鉄・日本鉄道の誕生;「品川線」としてまず建設された山手線 ほか)
第3章 山手線29駅物語(品川―ゴジラが日本に初上陸したプレート(?)が残る、山手線最古の駅 大崎―運転士が乗り換わる、山手線保守整備の駅 五反田―東急池上線を通せん坊したような線路配置 ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
合コンのネタに。
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山手線の謎がわかる一冊です。
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2009年命名100周年をむかえた山手線ですが。
明治時代に入ってからすぐに線路が引かれたそうです。
今ではは都心の移動には必要な山手線も開業当時は乗客0人ということもあったそうです。
山手線の歴史、山手線の各駅の歴史とこの一冊で分かります。