- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408109107
感想・レビュー・書評
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ペルソナを作れとか、ターゲットを絞れとかっていう手法は聞いたことがあったけど、それがピンときていなかった私は、この本でさまざまな成功事例を読んで、ペルソナの有効性とか(本の中でペルソナという単語は出てきていない)とか、ストーリーが大事な理由を理解することができた。
具体的な事例を専門用語なしで紹介していてさくっと読めるけど頭に残るし、マーケティング楽しそうって思えました。 -
安売りせずに売れる販促マーケティングの本です。専門書などで頭でっかちになる前におさえておきたい、根本的な部分だと思います。
しかも実例が、とっても楽しいしわかりやすい。
難しい専門用語なども出てこないので、興味半分でも読みきれます。 -
色々な気づきがあった。
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商売をしている人は、こういう試す心が絶対必要だと思う。
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vol.209 お客様が足を運びたくなる、選びたくなる理由を伝えていますか?http://www.shirayu.com/letter/2013/000423.html
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あまり期待していなかったが、非常にタメになったし読んでいて面白かった。
何故か?
実際にあった事例を具体的に且つ数値まで示して提示しているからです。
タイトルにあるように、「価値」の伝え方をちょっとした工夫で売上が著しく改善した例が沢山出ています。
昨日読んだ、 「100円のコーラを1000円で売る方法」は、マーケティング理論をストーリー仕立てで分かりやすく解説した本だったが、そもそものストーリーがいまいちだし、事例も具体的ではなく分かりにくかったので、失礼ながら駄本と評させて頂きました。
しかし、本書は見た目のチープな感じとは裏腹に、かなりの説得力がある事例集です。巻頭には、実際の事例のチラシや店頭などのカラー写真が掲載されており、より理解を促進するように考えられています。本質的にはコトラーを始めとするビジネススクールのマーケティング理論で説明できるものですが、やはり現場の人間にとっては理論よりも、実際にどうやるかということです。マーケティングや企業戦略に関わる人にはオススメです。 -
マーケティングの本だけど、「顧客」の解釈を拡大すると、この本の応用の幅はものすごく広がる。
考え抜いて、試行錯誤してできた商品やサービスには、もう既に価値がある。
もし思うように顧客が増えない、反応しないとしたら、それはサービスが悪いのではなく、そのサービスにどんな価値があるのか充分に伝えきれていないからだ。と著者は主張してる。
どういう風に、既にある価値を伝えるか。
この点を分かりやすく学べる本。
もう既に高い質を、更に向上させることに行き詰まっているなら、視点を変えて「売り方」を学ぶことも重要だよ。
「顧客」を企業や商店の顧客と定義すると、「売り方」の本にとどまるけど、例えば顧客を「一緒に働くチームのメンバー(上司・部下)」とか「家族」とかに置き換えてみてもいいと思う。
身内だからこそ、相手に言わなくても伝わってると思って、伝えてないことがたくさんあるでしょ。
それも、ただ一方的に自分の言いたいことを言うのではなく、相手が欲しい情報を伝えること、これが大切。
「売り方」っていうといやらしいし、テクニックで売るなんて…って、抵抗があるかもしれないけど、「伝え方」の本だから、きっと役に立つよ。
実践すれば、事業の展開も変わってくるんじゃないかな。