ユダヤ5000年の教え: 世界の富を動かすユダヤ人の原点を格言で学ぶ

  • 実業之日本社
3.60
  • (12)
  • (8)
  • (28)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 130
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408395517

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ・理想主義者とは、バラを嗅いでみて、その香りに酔って、キャベツよりもおいしいスープをつくることができると早合点する者である。

    ・犬が二匹集まれば、ライオンを殺すこともできる。

    ・馬は車を引くのに役立つ。牛も車を引くのに役立つ。しかし、牛と馬を同じ車につけてはならない。

    ・もし一人の人が「あなたはロバだ」と言ってもかまうことはない。二人がいったら心配しなさい。三人がそういったら、自分のために鞍を買いにいきなさい。

    ・自分の欠点を探すのに熱中しているものは、他人の欠点が見えない。他人の欠点を探すのに熱中している物は、自分の欠点が見えない。

    ・石鹸は体のため、涙は心のため。天国の一隅には、祈れなかったが、泣けた人のために場所がとってある。

    ・毎日すこしづつ自殺していくものは、この世にもあの世にも属すことができない。

    ・人類を愛することは簡単であるが、人間を愛することは難しい。

    ・自分の言葉を自分が渡る橋だと思いなさい。しっかりした橋でなければあなたは渡らないでしょうから。

    ・あいまいな友であるよりも、はっきりとした敵であれ。

    ・知性だけをもって人びとに愛されようとするのは、砂漠で魚を捕らえようとするようなものだ。

    ・外見的にユダヤ人を見分ける方法があるとすれば、目だ。ユダヤ人は物悲しい目をしている。長年の迫害のためだ。そして今日生きているユダヤ人のなかで、ナチス虐殺の遺族でないものは一人もいない。私も親戚の多くを失っている。世界にいたユダヤ人の三人に一人がナチスの犠牲になったのだ。

  • ○目次
    なぜユダヤ人に成功者が多いのか
    成功の法則
    貧乏と金持
    幸福と不幸
    知識と知恵
    賢者の言葉
    恋愛と結婚
    つきあい術
    もっとユダヤ世界を理解するために

    ヘブライの意味は「もう1方に立つ」とか「相対する」という意味

    タルムードは偉大な研究という意味である

    ○金言集
    人間が使える最も貴重なものは金銭ではなく時間。
    酒、自信、反省、性。適度であれば活力になる。
    あまり有りすぎると、何かが欠ける。
    ろうそくは前に持っていなければ役立たない。
    何が善か知っているだけでは何もならない。善行せよ。
    何も選択しないと言う事は、1つを選んだことになる。
    どのような上り坂にも下り坂がある。
    睡眠ほど良い医者はいない。
    賢人とは…あらゆる人から学べる人。
    強い人とは…感情を抑えられる人。
    豊かな人…自分の持っているもので満ち足りている人。
    人に愛される人とは…あらゆる人を褒める人。
    金銭は機会を提供する。
    膨れた財布が良いとは言えないが、空の財布は悪い。
    金銭は呪いでも悪でもない。人間を祝福するものだ。
    神は朗らかな者を祝福した給う。楽観は自分だけではなく他人も明るくする。
    常に「もっと不幸がある」と思いなさい。
    人類を愛する事は簡単だが、人間を愛する事は難しい。
    世界には3種類の王がいる。土地を支配する王、人を支配する王、自分を支配する王。
    本を読むだけで考えないのなら、いくら読んでも、ロバが本を大量に乗せて歩いているのと変わらない。
    人間の中でも賢い者ほどよく笑う。
    人は誰しも大人にならない。子供が歳をとるだけだ。
    自分を洗える者は他人に笑われない。
    ハエのような人間は、他人の傷口にたかりたがる
    人に接する最も良い方法はラビのように尊敬して扱い、泥棒のように疑うことである。

  • ユダヤ人のカルチャーや考え方がよくわかった。(もっともユダヤ人の知り合いはいないので、本書の内容が正しいかどうかはわからないが)。 ただ、「格言集」というまとめ方のせいか、何か軽い。読んでもさらっと流れてしまって、心に残ったり、影響を受けたりするところが少ない。 繰り返し読むような本でもなく、ふーんという感じで終わってしまった。

  • 新約聖書の元の元はここかも?です。
    日常生活で必要な語録が詰まっています。
    本の初心者や低学年におすすめです。
    速いうちに本に触れる事はとても大切です。
    高校生に初めてこの本に出会い衝撃を覚えました。
    ベスト書物の一つです。
    新約聖書と組み合わせると効果倍増です。

    サンプル語録
    「カリフラワーに棲む虫は、カリフラワーが全世界だと思っている。」

    「毎日、今日があなたの最後の日だと思え。
    毎日、今日があなたの最初の日だと思え。」

    こんなのが一杯載ってます。

    是非、若者全員に読んで欲しいです。

  • ためになる言葉が多くあった
    ユダヤ教にさらに興味をもった

  • 素晴らしい。生きる知恵が詰まっている。
    数千年も前にこのような考え方が生まれていることに驚く。人間や人生の本質はやはり普遍なものなのだと気付かされる。
    心に留めておきたい言葉の宝庫。

  • チェック項目52箇所。
    一家に一冊、手元に置きたい書籍。
    口は一つ耳は2つ・・・話す倍聴く必要があるから。
    黒目で見るのは世界を暗い面から見たほうが良いから。
    人間は一日一日、1秒を生きる。目には目を・・・復讐を戒める言葉。
    同等のものを返せば罪を消す。失われた時間は金銭では買えない。
    身内には評判で判断される。知らないところでは衣服で判断される。
    食事は自分好み、衣服は社会好み。鍵は正直者のためにある。
    成功の半分は忍耐。成功の扉を開けるには押すか引くしかない。
    一隻の船には一人の船長しか必要ない。
    高く登らなければ高いところから落ちることはない。
    酒・自信・反省・性は適量であれば活力になる。
    良いことは最初はイバラの道で後から平坦な道。
    悪事は最初平坦、後からイバラ。善を知るだけでなく善行をせよ。
    賢人・・・あらゆる人から学べる人。強い人・・・感情を抑える人。
    豊かな人・・・自分の持っているもので満ち足りている人。
    愛される人・・・あらゆる人を褒める人。
    あなたが持っていないものをそれを必要としない人に売るのがビジネス。
    金銭は機会を提供する。金持ちを褒める人は金をほめている。
    お金は稼ぐより、使い方が難しい。人生に必要なのは衣食住に金。
    金持ちになる方法明日やる仕事を今日やり、
    今日食べるものを明日食べる。借金を返す者は信用を倍にする。
    借金を返さないものは盗みを犯すのと同じである。
    泣いてばかり・・・笑ってばかりではいけない。バランスが大切。
    どうせハムを食べるならおいしく食べる。
    他人を幸福にするのは香水をふりかけるのと同じ。自分にも数滴かかる。
    つねにもっと不幸がある。したかったのにしなかったことの方が
    悔やみが大きい。最高の知恵は親切と謙虚。
    自分の欠点をさがすのに熱中している人は他人の欠点が見えない。
    他人の欠点をさがすのに熱中している人は自分の欠点が見えない。
    人間が最後に生まれたのは傲慢さをなくすため。
    幸福→不幸・・・一瞬。不幸→幸福・・・永遠のときもある。
    神は正しいものを試される。謙虚過ぎるのは傲慢と同じ。
    お金がなくなったとき人生の半分を失う。
    勇気を失ったときすべてが失われる。
    本を読むだけで考えないのならいくら読んでもロバが本を大量にのせて
    歩いているのと変わらない。知識のあるところからないところへ流れる。
    欠点を直せなくても自分を向上する努力は諦めない。
    人間だけが笑う。賢いものほどよく笑う。
    老人を大切にせぬ若者には”幸福な老後”は待っていない。
    肥満・金・慢心は記憶力に悪い。
    果物をたくさん実らせた木は風に揺れない。
    賢人の7つの長所・・・賢いものの前では聴く。話の邪魔をしない。
    答える前に考える。筋が通った話をする。最初にするべきことを最初に
    する。最後にするべきことは最後にする。
    知らないことは知らないと答える。真実を常に尊ぶ。
    喋ることはすぐに覚えるが、黙ることは覚えるのは難しい。
    魚は口で釣られる。人間も同じ。殴られた痛みはいつか消えるが、
    侮辱された言葉は永遠に残る。楽しく長生きしたかったら鼻から
    息を吸う。アダムは世界一幸運な男。義母がいなかったから。
    まず家を建てて、ブドウ園をつくりその上で妻を迎える。
    妻は夫に娼婦・・・秘書・・・看護婦のように振舞う。
    男を老けさせる4つの要因・・・不安、怒り、子供、悪妻。
    表情は最悪の密告者。

  • 面白かった。
    と、いうか、とても勉強になった。

    格言、名言のオンパレードである。
    ユダヤ人の思考を自分の頭にダウンロードしたい!


    読後当時にブログに掲載したコメント。

  • 一度読んだだけでは、この内容を体に染みこませることはできない。
    常に手元に置いておき、繰り返し読むことをお勧めする。

    内容はもっともなものばかり。
    成功や幸福、知恵などの語りがバランス良く抽出されている印象を持った。
    何かに疑問を持ったり、迷ったり、不安になったときにページを開けば、良いアドバイスを得ることができるだろう。

  • ■本の内容・特徴
    長年にわたり伝えられてきた格言から、ユダヤ人の歴史と、その知恵を解説。


    ■目的
    ユダヤ人の知恵を学ぶ。


    ■感想
    ユダヤ人は合理的な民族らしいです。なるほど、彼らの鋭い視点から表現されるウィットに富んだユーモアや世界観は、その表れということが解ります。
    また、努力や忍耐という言葉がよく使われていました。楽観主義の彼らからですからあまり想像のできない考えだったのですけど、現実的だということになるのでしょうか。
    いずれにせよ、迫害に負けず、笑いを絶やさず生きてきた彼らの、何とも愛らしい一面を垣間見ることができる本でした。
    『タルムード』が読んでみたくなりました。

全13件中 1 - 10件を表示

マービン・トケイヤーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×