- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408533452
感想・レビュー・書評
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2017.8.4読了 92冊目
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現実感のない、ありがちな設定。
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山の中にあるペンションで演出家と劇団員たちがひとつの劇の練習に集う。
その劇と現実とが交錯する。 -
すごく綺麗にまとまったお話だと感じました、ただなんという酷い話だっていう。タイトルも詠み終えて見るとまさになタイトルだなぁと思います、古い感じですが98年というともはやセンセーショナル!最近近藤先生を知り、急にぐっと昔のを読みましたが変わらない雰囲気を感じられたので悪くなかったです。
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露悪主義は純朴と誠実の裏返しだったりするのだ。そして、そういう男はもうどうしようもなく、美しい。
推理とか殺人とかなくてもいいくらい、彼らの物語がいい。 -
芝居の稽古のために山奥の山荘に合宿に来た麻子。
夫である演出家の匠によって集められた
無名の劇団員たちは当日まで脚本を伏せられていた。
無人島のオフ会で殺人事件が起こるという脚本と同様
劇団員たちも何者かに殺されていく。
芝居の犯人は、そして現実の犯人は誰か。
装丁:守先正+長靖
うーんいまいち。芝居と平行して起こる孤島殺人という
ありがちな設定の上にキャラが全体的に薄い。
特に女性陣が配役とも混同して誰が誰やらさっぱりです。
芝脚本をそのまま載せているのは面白いかも。 -
雪に閉ざされた山小屋に合宿のため集まった舞台役者と脚本家。芝居の中では、無人の孤島で行われるオフ会を舞台にした殺人劇が進み、そして山小屋の中でも殺人が………
クローズドサークルの中で演じられるクローズドサークルでの殺人。2つのストーリーが重なり、更なる不思議な物語に……というアイデアに感心。文章も読みやすくて、スラスラ読める。…けれど、動機や盛り上げ方がちょっと弱かった感じを受けました。
「タルトタタンの夢」やモップシリーズは面白かったので、もう少し近藤さんの小説を読んでみるつもり。 -
2010/4/1