- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535258
作品紹介・あらすじ
迷い、揺れ、苦しみながら選びとった、これがわたしの生きる道-。時代を鮮やかに切り取りつづける7人の作家が描く、新たな出会いと出発の物語。オール書き下ろし&オリジナルの珠玉アンソロジー。
感想・レビュー・書評
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やはり前向きに一歩踏み出す終わり方の本は読後、心地よい。
(と、8年前の非公開読書メモに書いてあって、レビュー欄に書いていなかったので、この度転記)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
期待度が高すぎたせいか、この本は読まなくても良かったかもと思いながら読み進めました。
ただ、最後の伊坂幸太郎さんの「残り全部バケーション」は先が気になったので、読んでみようと思います。
伊坂さんの本に出会うきっかけになったという意味で★3つにしました。 -
複数の作家さんの短編集
個人的に好きだったのは伊坂幸太郎さん
宮下奈緒さん、福田栄一さんのも好き
瀬尾まいこさんも
一人一人同じテーマでも雰囲気も全然違うストーリーになるの、当たり前だけど面白い -
伊坂さん目当てだったのだけど、お初の作家さんたちの話を読むのも楽しみで。
伊坂さんはもちろんのこと、福田さんのあの日の二十メートルも好きだった。
チェックしたい作家さん。
知れ渡った言葉だけど、人間は亡くなる瞬間まで何かを始めるのに遅すぎることはないのだ。
戸村飯店の小説をまるまる一冊読みたくなった。
同じ娘でも、合う合わないはもちろんある。
でもそれば全カテゴリーでではない。
この価値観は長女と合うな、この好みは次女と合うなといった具合。
この息子たちのように、全体的な嗜好が偏っていたらきっと辛いだろな。親も子どもも。 -
盛り上がってきたところで物語が終わるという、何とも消化不良な作品集。
再出発というテーマは好きだが、それにしても短い。 -
結局、伊坂幸太郎が1番読みやすいなー
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「新しい出逢いや出発」をテーマに書かれた人気作家7人による短編小説集。
伊坂幸太郎や瀬尾まいこ等、私の好きな作家も入っていたので手にとったけどやっぱり面白かった!ただ、瀬尾まいこは「戸村飯店青春100連発」の話だし、伊坂幸太郎の「残り全部バケーション」は同タイトルで同じ内容の小説がある。この短編集が先に出版されたってことかな? -
瀬尾まいこさんのゴーストライターが1番好き。
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「レバーをドライブに入れれば勝手に前に進む[...]気負わなくたって、自然と前には進んでいくんだよ」(269ページ)
ここが世界の底だと思うような目にあったり、
自分が生まれた場所に合わない気持ちを持て余したり、
困難から逃げ続ける自分に嫌悪感を抱いたり。
大きなものは望まない。
少しでいいから、前より前進する人たちの短編集。 -
鼻の話と、家族解散の日の話が面白かった。12年前の掲載だけれど、やはり小説にも時代性が出るねー。