- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535289
感想・レビュー・書評
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結婚5年、2年前から別に女性があって、相手が妊娠5ヵ月って…。そんなこと急に聞かされたら「何なのよ! 一体」と言ってしまいそう。
で、離婚。ま、そりゃそうだ。一人暮らしを始めたと思ったら捨てられたであろう子猫を敷地内で見つけ同居。ペット不可だとわかっていても、何か温かいものが側にいてくれるとホッとできそうではある。
会社で新たに友人ができたり、ペットの面倒をみたり何らかの動きがあったから新しい道が拓けたのだろうか。内にこもるだけでなく外へ向かうというのはいいね。
今年は動いていきたいもんだ。 -
突然の離婚、引っ越しに伴い、なんとなく生きてきた主人公が自分の力で生きていく力を徐々につけていく物語。読みやすく、それなりに面白く、読み進めていけた。猫好きの私としては子猫を拾ってその子を守るために強くなっていく主人公には共感できる。
全体的には悪くないのに、ラストが???。急にどうしてそんな展開になったのか、無理やりまとめてしまった感じ。もう少し丁寧に最後までいってほしかった。 -
離婚したてのOL物語、猫を拾って育てたり、女性社員から言い寄られたり・・・あっという間に読める軽めの作品。
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図書館にて。
連作の短編集かと思ったら、長編でした。
クールで物静かな主人公って印象でしたが、
冷静でいい小説だったと思う。ラストも好き。 -
安泰な結婚生活を共に送っていたはずの夫は、愛人のもとに走る。
引っ越し先に迷い込んだ子猫は、どうやら目が見えていない。
父は脳出血で倒れ、愛を告白してくれた同僚は、なんとレズビアンだった……。 -
バツイチ女性と、ベランダに落ちてた猫が出てくる。
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全く主人公に共感できなかった。
最後まで読むのが苦痛でした。 -
夫の浮気、拾った猫は目が見えない、父親が病気で倒れる、同僚はレズビアン・・・
いろいろな困難に立ち向かい佐緒里は自分の足で歩み始める