- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535616
作品紹介・あらすじ
所轄は本庁の犬にあらず!捜一から飛ばされた元エリートの屈辱、新米女刑事への洗礼、万年ハコ番巡査部長のあきらめ…。警察組織の底辺で、奔走する刑事たちの苦闘の日々。
感想・レビュー・書評
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#読了。短編集。短編集。主流とはいえない警察官たちがを主人公に綴る。ハッピーエンドという結末ばかりではないが、ほろりとさせられる物語。
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出世街道から外れてしまった警察官達の話。短編集。「師匠」がよかった。「東京から来た男」もよかった。
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2015_12_07読
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警察物の短編集。
この人の短編は珍しいが、長編の方が楽しい。 -
地味な警察小説。
文章が多少読みにくいとこもあったけど、話はまとまってて良かったです。 -
なかなかgood!
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警察が舞台の小説、女だてらに好きなんです。
読み甲斐がありましたが
最初専門用語がなかなか頭に入らず
私にしては読む時間が少しかかったかな。 -
どこかホロリとさせる警察小説。短編だが、どの刑事も自分の中の正義に突き動かされていて好感が持てる。「東京から来た男」の結末が特に爽快。
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様々な理由で出世コースからはずれた警察官を描く短編集。
全体的に(いい意味で)男くさい作品が多かった。
唯一、女性刑事を主人公にしたのは『昔の男』。
女性の立場からしたら、本当にこんな行動をとるかなと少し疑問も持つが…女性の”女”の部分が結果的に被害を最小限に食い止めた、ということだろうか。
最初に収録の『東京から来た男』は、中国人研修生の不当な扱いや警察との癒着、定年間近の夫婦の擦れ違いなどを描き、一番読みごたえがあった。 -
(収録作品)東京から来た男/秘密捜査/昔の男/完黙/師匠日(本推理作家協会賞候補(2010/63回)