- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408537276
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
とある「呪い」に取り憑かれ、長子が三十歳で死んでしまうという久那納家。呪いを解くために悪霊を幽霊に変え吸収するという目的を持ち、数々の心霊トラブルを解決してゆくホラーミステリ。怖いようでユーモラス、そしてほんのりと切なさを感じます。
さまざまな「悪霊」が引き起こすトラブルとその解決法はしっかりミステリとして楽しめます。ホラーとしての法則も用いながら、いかにも不可思議に思える事象の意味にも納得がいくところが楽しい。「身代金の相場を教えてください」のとっかかりの謎があまりに突拍子もないのだけれど、謎解きとしてはとても堅実なんですよね。なるほど、思えばそれしか考えられないんだけれど。案外気づけなかった。
「結婚してから彼が変わったように思います」がお気に入りだけど。これ、嫌な話ですよね(苦笑)。もしやとは思ったけれどやっぱりそういうことだったのか!
そしてラスト。タイトルの意味はそういうことだったのか……切なくて、だけど優しい結末。実はこの呪いに一番苦しんでいたのは彼だったのでしょうか。 -
そういうタイトルかぁ〜!
意外と面白く読んだ。 -
表紙が怖すぎて本棚に置けない。
でも面白すぎて手元に残したい。どうしよう?
-
表紙が気持ち悪いと思ったけど読んだら面白かった。鼻が落ちる話と犬の話がおもしろい。
-
死体の幽霊、誘拐された幽霊など、捻りがきいた短編集で面白かった。犬の幽霊の話が一番好きです。
-
読む前には想像していなかった
喪失感やら切なさやら感動やらを感じてる
ほんとうに首が1つで良かった
グレオの話しは笑えたなあって
おもったけど
やっぱりそこにも悲しさがあった
明日が返却期限日だったので
一気読みしたらこんな時間(1:30)
サクッと読める本で良かった -
平成30年11月7日読了