- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408550978
感想・レビュー・書評
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裁判の判決はどうであれ一番の悪者はあの男。女の子を追い回すのも乱暴するのも映像に記録するのも不快すぎる。女の子が乱暴されてる映像を見て喜ぶ人間も不快すぎる。その映像で金儲けしてる人間が存在する事も不快すぎる。
自分の娘が乱暴されたら冷静でいられる親はいないと思うので父親の判断は理解できるけど、あの時の判断が娘に最悪の結果をもたらしてしまったのかなあと。なんだかなあ。
何がどう繋がるのかなあと思ったけど、最後の怒涛の展開が凄かった。今度はちゃんとした判決を下してほしいなあと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
緊張感のないのらりくらりとした語り口が退屈で眠くなった。後味も悪いし、どのへんが傑作なんだろう。
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昨今、何かあると人のプライバシーにまで土足で踏み込んで取材攻勢をかける印象をもたれがちなマスコミ。しかし、それによって私たちが情報を得ることができているのもまた事実だ。本書では、そんな社会部の一記者が、ちょっとした偶然から事件に巻き込まれ、やがて14年前に起きた女児誘拐殺人事件の真相にたどり着く姿を描いた作品となっている。事件の描写に、平成時代のスタートに起きた連続女児誘拐殺人事件を想起してしまった。
サスペンスでは事件が解決して一件落着といった流れが一般的だが、本書の場合はむしろ主眼は事件が終わった後の「終章」に置かれているような気がする。自分が見てきたものを書けるのか、公にすることで却って被害者遺族の心の傷を抉ってしまうのではないか、と葛藤する主人公。それに対する上司の言い分もまた然り。
「報道に必要なのは真実や真相じゃない。説明と解釈なんだよ」
一つの事実をどう解釈するか。その解釈一つで事実は如何様にも変わるし、それによって人の一生を左右することにもなりかねない。解釈には常に責任が付き纏うことを忘れてはならない。 -
ストロベリーナイトの誉田哲也氏作品。警察ではなく通信社記者が事件の真相に迫る…的な話。グイグイ読ませるが、事件の内容が酷過ぎた。同氏の別の作品でも同じ感じを受けた記憶。
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2018.8.5-156
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あり得ない話し
少し後味わるいかな
30/5/10 -
後半からスリリングに。
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面白かったんだけど、読んでてツライ作品だった。ラストもなんかスッキリとしないし、やっぱりツライだけのような感じ。
あと、プロットと犯人像にイマイチ納得感が感じられないんだなぁ。
今までに読んだ誉田さんの作品は全部好きだったけど、コレはイマイチかなぁ。