- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408551364
感想・レビュー・書評
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その店は大阪のどこかの町にある.「こなもん屋・馬子」.奇抜な出で立ちの大阪おばちゃんが作る絶品料理が様々な不安を抱える客たちの悩みを見事に解決していく.しかし,客が再び店を訪ねると,その店は忽然と消えてしまうのだ.最初から存在しなかったように・・・.すごく面白かった.まるで漫才が本になったような楽しさ.馬子さん最高!!ジャンルの分類が難しいが,強いて言うならジャンルは「大阪」かな(笑)
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鍋奉行の著者なのですね。出てくる粉もんはすごく美味しそうで、今すぐ食べたくなるのですが、話の展開は強引だしワンパターンなので、途中で飽きました。お店の汚さの描写がほんとに汚いので、それもちょっとマイナスだなー。
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かる〜〜く読める本。
正直「こなもん屋」でなくて良い気がしてしまうのですが、こなもんは美味しいですからね。仕方ない。
勧善懲悪!という程でもないし、スカッと解決!というものでも無いですが、ゆるーーく読んで楽しむには良いかと。
何話かありますが、流れは一緒。ちょっとお腹いっぱいになります。 -
スルスルーっと読めました。
「奇談蒐集家」に似た雰囲気があるなー、って思ったり、鯨統一郎の雰囲気、ひょっとして北森鴻風味も?なんて思ったりしながら、スルスルーっと読み終えた感じです。
粉もんって、見た目より腹に貯まるんですが、この本はとても消化に良かったように感じました。
どうしても、表紙の「こなもんや」の文字が「こんなもんや」に見えてしまうのは、どうしてだろう?と思いながら、スーっと読みました。
この一冊が私の2013の締めくくりであります。 -
馬子のお店に行きたい!
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久々のヒットでした!
最後まで読まないと主人公の背景がわからないのですが、それもすごいなと思ったし、
馬子の作る料理がものすごく美味しそうで、その描写がすばらしいです!
それと、読んだ後に気分がスッキリします。
あー、大阪で馬子のお店を探したくなるわー。 -
粉モンならなんでも出る、怪しい店の怪しいおばちゃん。
問題解決とおいしい粉モンを味わってくださいな。
大阪コテコテ味ですが、隠し味として”客の職業当て”を
お楽しみください。