エール! (3) (実業之日本社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551470

感想・レビュー・書評

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  • お仕事にスポットをあてた短編集第三弾。
    伊坂さん目当てで購入。
    第一、二弾は未読。

    原田マハさんの「ヴィーナス誕生」は美術輸送に携わる女性のお話。
    日月恩さんの「心晴日和」は東京消防庁災害救急情報センター勤務の女性のお話。
    森谷明子さんの「ラブ・ミー・テンダー」はベビーシッターの女性のお話。
    山本幸久さんの「クール」は農業を営む年配の女性のお話。
    吉永南央さんの「シンプル・マインド」はイベント企画会社の契約社員の女性のお話。
    伊坂幸太郎さんの「彗星さんたち」は新幹線の清掃員の女性のお話。

    目当ての伊坂さんの作品は読み始め、文体などからあんまりのめりこめずいつもと違う印象だったが、終盤の設定や話の伏線の集約とその観点の部分では伊坂さんらしさみたいなのが感じられ、なぜだか安心してしまった。

    それほどのインパクトのある内容というものはなかった気がする。
    どれもじわじわとくる感じで、仕事を題材にしている分通常の短編集よりも、きっとみんなそれぞれ印象に残る作品は違うのだろうと思う。

    個人的には「心晴日和」が緊張感のあるやり取りとほほえましいものがあって印象に残った。

  • このシリーズは、本当にいい。
    働く女性への素晴らしいエールがつまっている。
    1冊目が1番好きではあるけれど、他がダメなんてことはなるでない。

    今回は、シッターさんと清掃員さんのお話が特にお気に入り。

  • お仕事小説アンソロジー第三弾。女性でないパターンも読みたい~
    2013.10.17

  • いろいろな仕事に就いて働く人たちのアンソロジー。3作目。

    伊坂さん目当てで購入。
    そのため前2作は未読。
    初読の人がいっぱいだったけど
    どれもしっかり楽しませてもらえました。

    大人だから働かなきゃだし
    仕事についても迷ってばっかりだけど
    もっと迷って悩まないとだ。

  • シリーズ三作目
    一番引き込まれたのは「心晴日和」かな?
    このて手の短編集から読んだこと無い作家さん見つかることもあるし、中々のお気に入り
    次は誰が書くのかな?

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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