- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408556567
作品紹介・あらすじ
拳銃なし、警察手帳なし!
熱帯の闇にうごめく巨大利権を撃て!
拳銃も手帳も取り上げられた元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう〈潜入捜査〉シリーズ第2弾。
日本の商社が出資した、マレーシアの採掘所の周辺住民が白血病に倒れた。反公害運動封じ込めのため、暴力的な見せしめを住民に行なう日本のヤクザに、佐伯の怒りが爆発する。佐伯の古代拳法と、ヤクザとの死闘が始まった――!
本作は、今野敏・警察小説の原点ともいえるシリーズを、実業之日本社創刊10周年を記念して装いも新たに刊行するものです。
解説/関口苑生
感想・レビュー・書評
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潜入捜査 第二弾。
マレーシアで暴力団が荒稼ぎ。決して豊かではない現地の人たちのプライドが暴力に抗う。
今回も佐伯涼も大活躍。
内村所長と白石景子が第二弾で紹介がてら大活躍か?と勝手に想像していたけど、まだお預け状態。それともこれ以上大きくなる事はないのかな?
また続きが楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第2弾。ヤクザをぶっ潰す王道的な勧善懲悪モノ。基本的にはシンプルな構成でクセもないので淡々と読み進める感じだが、ヤクザと民族問題を関連づけている点はユニークなのでシリーズを読み続けていきたい。
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2022/01/13
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2022/01/13
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2022/01/13
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1992年4月天山ノベルス刊行の聖王獣拳伝2を排除潜入捜査2と改題し、2008年10月 ジョイ・ノベルス刊。2011年8月 実業之日本社文庫刊。2021年4月実業之日本社文庫新装版化。シリーズ2作目。内村所長に言われて、佐伯と白石景子はマレーシアへ。前作と似た展開だが、マレーシアでの佐伯の活躍にスカッとした。
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シリーズ第2弾。舞台はマレーシア。
大きな流れは前作同様で、悪(ヤクザ)対正義(佐伯)の戦いをサクサク読み進められました。
ただ、佐伯や白石景子が1作目よりも、人間的になっている印象を受けました。
そして、意図せず周りの人達が味方についていくあたりなど、隠蔽捜査シリーズの竜崎に通ずるものがあるように感じます。
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最終巻で。