メタレプシス: 文彩からフィクションへ

  • 人文書院
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409041185

作品紹介・あらすじ

物語論からフィクション論へ
――フィクションとは「文彩の拡大された様態」である
ホメロスからコルネイユ、ボルヘス、ウッディ・アレンまで

緩やかにつながる断章形式を用い、ユーモアを交えた語り口で読ませる……本書は、小著ではあるものの、「メタレプシス」という概念をめぐる考察を通じて、ジュネットの詩学と美学のさまざまな側面に触れることができる著作でもある。ジュネット自身によるジュネット入門と言ってもいいかもしれない。(「訳者解説」より)

著者プロフィール

○著者 ジェラール・ジュネット
Gérard Genette/1930 年にパリに生まれる。高等師範学校を卒業したのち、高等研究実習院(後に社会科学高等研究院)ならびにニューヨーク大学で長く教鞭を執る。1970 年にツヴェタン・トドロフらと創刊した詩学専門誌『ポエティック』の編集委員を務めつつ多数の著作を発表し、構造主義以降のフランスを代表する文芸批評家、文学理論家として活躍した。特に「物語のディスクール」(『フィギュール』)で提示した物語論は、その後の文学研究に大きな影響を与える。1990 年代以降は分析美学の影響下に研究対象を文学から芸術全般にひろげ、美学に関する著作を発表。晩年には独自の形式をもつ自伝的書物を著した。2018 年死去。代表作に『フィギュール』(全5 巻、1966〜2002 年)、『ミモロジック』(1976 年)、『パランプセスト』(1982 年)、『芸術作品』(2010 年)、『バルダドラック』(2006 年)などがある。

「2022年 『メタレプシス 文彩からフィクションへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジェラール・ジュネットの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
J‐P・サルトル
マーク・フィッシ...
E.H.カー
ギュスターヴ・ル...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×