虚構のナチズム: 「第三帝国」と表現文化

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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409510537

作品紹介・あらすじ

文学・映画・舞台・日記・ラジオ・パンフレットなど、国民社会主義のあらゆるジャンルの表現文化を克明に掘り下げ、虚構と現実の現場に踏み込みながら、ファシズム・ナチズムに対抗する全体としての思想を追求した著者畢生の書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • ナチス時代のユダヤ人は全体の人口の1%未満の60万人くらい。それなのに、ドイツ人はユダヤ人が嫌いだった。
    過ぎ去ることのできない過去、過ぎ去らせてはならない過去、というもんだしは歴史上の何等かの事象に対する思想的、イデオロギー的な姿勢にのみ関わるものではない。

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著者プロフィール

【著者】池田 浩士(いけだ・ひろし)
1940年大津市生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。
1968~2004年京都大学、2004~13年京都精華大学に在職。
専門分野はドイツ文学、現代文明論、ファシズム文化研究。
主著に『ファシズムと文学』(1978年、白水社)、『虚構のナチズム』(2004年、人文書院)、『子どもたちと話す 天皇ってなに?』(2010年、現代企画室)、『ヴァイマル憲法とヒトラー』(増補版=2022年、岩波現代文庫)、『抵抗者たち』(増補新版=2018年、共和国)、『ボランティアとファシズム』(2019年、人文書院)、『池田浩士コレクション』全10巻(2004~21年、インパクト出版会)。

「2024年 『福澤諭吉 幻の国・日本の創生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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