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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784409540756
作品紹介・あらすじ
小社はかつて著者の『庚申信仰――庶民信仰の実像』を世に問うた。大陸渡来の道教とわが国固有の神仏世界、なかんずく比叡天台と混淆した庚申信仰、猿と深く結びついたこの奇妙な習俗に着目した視点は新鮮で、関心の向きには大いに話題提供の意義があった。それからちょうど20年、猿田彦や道祖神、青面金剛ほかの猿にかかわる信仰、とくに三猿の習俗を著者は追いつづけ、その果てしない夢はいつしか海を越えてゆく。 インドやネパール、時にはインカの遺跡に思いを馳せながら、イスタンブールからアフリカまで足を延ばすその出自探求の熱心さ。さて、三猿崇拝、三猿習俗の源はいずれの地に落ち着くのか、それは読んでのお楽しみ!
感想・レビュー・書評
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今年はサル年。サルといえば、日光の三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)が有名ですが、どうやら世界にも三猿がいるようです。そうなると、起源はどこなのか?という話になるのですが、どうやら日本らしいとのこと。各国地域ごとの謂われなどを取り入れているからか、四猿なんていうのもいる。縁起物といわれるサルについて学び、福を呼び込みたいものです。
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