首輪をはずすとき

著者 :
  • 駿河台出版社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784411040190

感想・レビュー・書評

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  • 甘えがあるから、自立の精神が崩壊する

    人間だから弱いんだと認める事が甘えだ

    震災と原発と植物動物と、政治経済と


    予約が回ってきたから読んだけど、とにかく厳しい
    読んでてつらい
    泣いても毎日がんばるのも、まだ甘えだと言われているようで
    でも、本のめぐり合わせは私を支えるものだから、読みたくて読んだって事は必要なんだろう

    自分を鍛えなきゃね





    生在るところには必ずや死が在る
    死なくして生なく、生なくして死なし
    とはいえ、生への罰として死が在るわけではない


    そうでなければ夕焼けがこんなに美しいわけがない
    …だったろか
    ヘーベルの詩らしいが

著者プロフィール

1943年、長野県飯山市に生れる。国立仙台電波高等学校(現在の国立仙台電波工業高等専門学校の前身)卒業後、東京の商社に勤務。66年『夏の流れ』で第23回文學界新人賞を受賞。同年、同作で芥川賞を受賞し作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。また、趣味で始めた作庭を自らの手による写真と文で構成した独自の表現世界も展開している。近年の作品に長編小説『我ら亡きあとに津波よ来たれ』(上・下)。『夢の夜から口笛の朝まで』『おはぐろとんぼ夜話』(全3巻)、エッセイ『人生なんてくそくらえ』、『生きることは闘うことだ』などがある。

「2020年 『ラウンド・ミッドナイト 風の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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