楽天主義のすすめ

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413021746

作品紹介・あらすじ

エスプリとユーモアの達人が語る面白人生哲学。

感想・レビュー・書評

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  • 遠藤周作氏の面白い失敗談や逸話が詰まっており、氏の気さくな人柄が伺える。

  • 楽天主義のすすめ、というので、自己啓発系かと思いきや完全にエッセイ集だった。これを読んで楽天主義に生きよう…!という私の甘い考えは、見事に裏切られたのだ。いや、自己啓発系が苦手なくせにそういう甘い考えを持つことが、すでに間違っている!という真っ当至極なツッコミはなしということで。。。

    先日の伊集院静氏のエッセイを読んでも思ったけど、こういう昔の文士・文化人といった風情の暮らし向きをする人は、現代にどのくらいいるのかしら。庵を結んで自給自足とか、憧れ!

    こういったエッセイを書けるような生活をしているのは何とも羨ましいものだと思う反面、おそらくこういった人たちは日常生活に起こる出来事や出会う人々を子細に観察し、記憶し、出来事を重んじて生きているのだろうなぁ、何かにつけて敏感というのも大変なんだろうなぁと思うところもある。毎日を仕事に追われて感覚がマヒ気味の自分を反省して、楽天主義ながらもうちょいも敏感に生きていきたいものだ☆

  • 自分というものは本当に誰にも恥ずかしいものである。

  • 力を抜いて生きていきましょう

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著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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