働くプロの心の整理術

著者 :
  • 青春出版社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413038386

感想・レビュー・書評

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  • 得体が知れないから不安なんだなということがよく分かりました。
    自分の心を整理して、元気なときに準備をしておいて、凹んだときの時間をいかに流していくかが大事なんだなと思います。

  • モチベーションの低さや怒りなど、働く上で直面する様々な「心」の揺れに効く処方を述べる本。

    著者も言っているが、「具体的」な内容なのに好感が持てる。精神論に終わらず、「書いてみる」「掃除をする」等、一見単純すぎるような対処方法を納得感ある形で教えてくれる。なるほど、心の問題に対して心で決めておいたところで、果たしていざ対処が必要と言う時に効果があるのか疑わしい。シンプルに、行動としてこうすればいいという予備知識・自分ルールがあれば「決め」としてそれをやるだけなので、実効が見込める。
    また、著者の「怒りを他人に伝播させない」「非を受け入れる」「自責で捉える」考え方が、自分が目指す人間像と重なるところが多く共感が持てた。

    綺麗ごとではなく、一歩進んで本当に効果のあることにこだわり教えてくれる、価値ある一冊と思う。

  • 困難やストレスへの対処法。

  • ●読むキッカケ
    ・何か心の整理術に対してのヒントが見つからないかなと思い

    ●サマリー
    ・特段、真新しい情報や概念は見つからず。
    結構、自分自身実践できているものが多いかもなあというのは、
    自信につなげて良さそうだ。
    そのうち、言語化したいところ。

    ●ネクストアクション
    ・特に無し

    ●メモ
    ・特に無し

  • 図書館

  • 具体的な行動で、落ち込んだ時の対処や判断の方法を示している本。
    沈んでいると頭が行動に向かなくて大変なのは身をもって知っていたが、どうすれば良いかまでは考えられなかった。だが、この本にその答えがあった。
    行動リストを正常な時に作っておくのだ。
    落ち込んだ時に考えられないなら落ち込んでいない時に考えればいい。腑に落ちた気がした。

  • 全てが自分に当てはまったり、合うという訳では勿論無いけれど、こういった実用書は、読んでいると取り敢えず前向きな気持ちになって、頭も多少は整理されるので、有難いものです。

  • ■書名

    書名:働くプロの心の整理術
    著者:長野 慶太

    ■概要

    仕事ができる人ほど心の雑音をうまく消している

    悩みやストレスをかかえながらも、
    それでも働いて成果をあげなければいけない!
    本書はそんな現場で働くビジネスマンに向けて
    書かれた本です。

    ◎Do Nothing――何もしないことを選択せよ
    ◎相手に念を送るな、送らせるな
    ◎ストレスに弱いことはあなたの強みと思え
    クライアント数約2000社を誇るコンサルの
    超プロが獲得してきた実践ノウハウ!


    *もくじ

    Part1 まずは「凹んだ心」をどう整理するか
    悩みや痛みは必要不可欠なものだと気づけ
    あなたがあなたを救う「救済リスト」とは?
    心が重たい朝は、まず家のなかを歩け
    心が乱れたときは近くにある光モノを磨こう
    小説は読むな、ロジック本を読め
    逃げれば逃げるほど心は悩みに占領される etc.

    Part2 「抑えきれない苛立ち」をどう整理するか
    Do Nothing――何もしないことを選択せよ
    相手にあなたの思考と言動のハンドルを握らせるな
    悪口を言った本人はそのことをすぐ忘れている
    絶対に許せない相手にもアフターストーリーがある
    自分の人生をこんなふうにした五人の戦犯は誰だ?
    悪くないなら、むやみに謝ってはいけない etc.

    Part3 「将来への不安や焦り」をどう整理するか
    履歴書を常にアップデートしよう
    会社に頼るほどストレスは深くなる
    家にこもることは、ぬるま湯に浸かるようなもの
    あきらめないということは夢は破れてないということ
    まずは辞表を書いてみろ
    「ディスティニィプラン」で自分がすべきことに気づけ etc.

    Part4 「心の弱さや自信のなさ」をどう整理するか
    自分自身を卑下する言葉は潜在意識に悪い
    ストレスに弱いことはあなたの強みと思え
    「相手はあなたの鏡」である
    ポジティブな自分に変える自分への「質問術」
    「悪いコトが起きた」の「悪い」はそんなに悪いか?
    自分の心が整理できないときも他人の心は整理できる etc.
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・自分の心模様を自分の目で見る事は、心の整理の第一歩である。

    ・元気なうちに、落ち込んだ時の「救済リスト」を作ることである。

    ・落ち込んでいるときは、何かしらのアクションを起こさないと状況
     は改善しない。そんな時には、救済リストに書いてある事をやって
     みるのである。

    ・暴れている心には、立ち向かわない事である。
     心が暴れているときは、「整理をしようともせずに時系列に乗る」
     というのが一番の整理術となる。

    ・他人のせいにするのは、自分のためにならない。

    ・自分の人生をうまくいかないものにした5人を書き出せ。
     そしてその5人を赦せ。

    ・できる営業マンほど好き嫌いを言わない。

    ・1日3行感謝日記という本がある。
     この本では、毎日1個だけ自分の心が乱されたネガティブな事例を
     取り上げ、そのおかげで気づき、自分を磨くことが出来たという
     ことを自分の字で書くことを勧めている。

    ・この悲しみを私はどう利用したらいいんだろう?

    ・ため息を吐いた次の瞬間「ああ、ありがたい」と唱える。
     何に対してありがたいかはなんでもいいのです。

  • ■心の整理術

    1.元気なうちに、落ち込んだ時の「救済リスト」=気分転換の方法を示したリストを作っておく。

    2.言い訳をせず、「結果」よりも「原因」に注目する。人はどうしても結果に目が行きがちだが、結果だけを見ると、自分自身が原因となっていたかもしれない、という反省が入る余地がない。それでは自分の人生をいいものにはできない。

    3.自分に対して、効果的な質問を出し続ける。この悲しみを私はどう利用したらいいだろうか?など。すると、人間の脳は、質問に忠実に答えようとする習性があるので、あなたに代わって脳が答えを見つけてくれる。

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著者プロフィール

1965年生まれ。慶應義塾大学経済学部、米国ウォーデン大学院修士(MBA)卒業。銀行勤務などを経てラスベガスで対米進出コンサルタント会社「ネバダ・ジャパン・コンファレンス」を起業。米国ネバダ州在住。著書は、『プロの残業術。』『TIME×YEN時間術』(いずれも草思社)、『部下は育てるな! 取り替えろ!!』(光文社)、『プロの交渉術。』『辞表を出して次へ行け!』(いずれも大和書房)など多数。

「2013年 『文庫 プロの残業術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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