「はずれ先生」にあたったとき読む本

著者 :
  • 青春出版社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413039154

作品紹介・あらすじ

幼稚園、保育園、小学校…新学期が始まって、いちばん気になるのは、「うちの子の先生が、誰か!?」。選べない先生だからこそ、当たりの先生ならいいけれど、ハズレ先生だったら、どうする!? かわいいわが子を人質にとられたかのように嘆くよりも、親の付き合い方ひとつで、ラクになる…そんなちょっとした付き合い方のコツをまとめました。「選べる」塾や習い事の先生の見極め方まで網羅している、お得な一冊です。

感想・レビュー・書評

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  •  あまり参考にならなかった。先生を親や夫や妻に変えても違和感のない内容。要は完璧な人間なんていないから、他人に期待せず自分を変えていくしかないと言いたいのかも知れない。
     はずれと言いたくなる先生がいるのも確かだと思うけど、先生に対して厳しすぎる。
     先生と表現されているところを全部親に変換して考えたらどれだけ厳しいかがよくわかる。ご褒美で釣るのも、厳しすぎるのも、甘すぎるのも、いつも怒っているのも、大変な子につい目を向けてしまうのも、注意をしないで優しく話すのも、全部だめ親ってことになる。無理でしょ。何でもかんでもダメ出しすればいいってものではないのでは?と思ってしまった。
     気に入らない相手とはいえ、よそ様に対して「はずれ」という表現を使っている点も気になってしまった。目を引くタイトルにするためなのだろうと思うが、私の感性には合わなかった。クビになることがないから~など、公立の先生たちを軽く見下すような表現が散逸されていることも気になってしまった。

  • 読み終わっておらず、途中で読むのをやめた。自閉症のお子さんをおもちの教育者ということでどうされているのかと興味があったけれど、子どもに対する配慮の要望など発達障害児の保護者の方なら当たり前にやっているであろうことを書かれても……
    他の対処法もおだてたりこちらの気の持ちようだったりとなんだかモヤモヤしてしまう。

  • FBで紹介されていて、どんなもんだろうと興味を持った本。

    はずれ先生をどうにかしようと思って手にする人にとってはハズレな本。
    これに書いてある対処方法の中の、先生に対するアプローチは、ほぼ有効ではないと思われる。
    ただ、自分の気の持ちようを変えるとうまくいくだろうという主張は、そこそこ的を得ていると思われるけど、この本を手に取るような保護者は、そんな内容を望んでいるわけじゃないと思う。

    教員として働いたことの無い塾の講師が、自分の保護者としての立場も含めて、自分の体験を一般化するとこの程度にしかならないだろうし、出版社の提案したこの企画に無理があったんだろうな…と思う。

    教員である私としては、こういう視点もあるのね〜という感覚で読んだので、まるっきり無駄ではなかった。

    札幌市の図書館で借りた本。

  • 「はずれ先生」にあたったとき読む本。立石美津子先生の著書。”はずれ先生”に大事な子供を託すなんてとてもできないと思う保護者の気持ちは当然のこと。能力不足、努力不足、適正欠如の”はずれ先生”が教育現場に居続けられるシステムを改善すべきなのかも。そうでないと、保護者も真面目に働いている”あたり先生”も報われないから。

  • 娘のクラスが学級崩壊している今こそ読まなくてはいけない本だと思い購入。ってもう三学期になるんだけど…^^;やはり、親としてやってはいけないことをしてしまっていた!でも実際そういう先生にあたったら、こんな神のような対応ばかりしていられない。今となってはもう先生に対する感情は『無』で、「新学期に担任が持ち越されることはない」という教頭先生のお話を信じ、ただひたすら貝のように大人しく三学期が終わるのを待っているだけ。我慢するのはやはりこちら側。 ということを再確認した本。 塾の先生選びは参考になります。

  • 結局
    転校しろ!
    できなければ目を瞑れ、自分をごまかせ、ということのようで。
    冒頭にそんなの書けないと筆者が言った気持ちがよくわかります

  • なんか筆者の言いたいことがわからなかったり
    納得できなかったり…
    どの立場で読むか、が重要なのかなぁ
    子どもを持った親でもなく
    先生でもない自分だからモヤモヤしたのかも?

    2部、習い事の先生について、
    って題なのに学校や幼稚園の先生について
    触れてる方が多かった気もする。
    私的にはあまり参考にならないかも、って感想です。

  • 保護者向けに書かれているらしいけど、教育が読んでも面白い。
    内容や書き方はもう少し精選できるかも。

  • タイトルだけ読むとがっかりさせられるような内容を感じる。どんな先生にあたっても、親として現実を受け止め、先生を支援したり子どもの指導を自分でしたりしようという前向きな本だった。逆に先生に期待しないで親がしっかりしなさいというようにもとれる。

  • 物を購入して、不良品だったら、取り替えて貰えるけど、、、この場合は無理なんでしょうね。。。

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    「幼稚園、保育園、小学校…新学期が始まって、いちばん気になるのは、「うちの子の先生が、誰か!?」。選べない先生だからこそ、当たりの先生ならいいけれど、ハズレ先生だったら、どうする!? かわいいわが子を人質にとられたかのように嘆くよりも、親の付き合い方ひとつで、ラクになる…そんなちょっとした付き合い方のコツをまとめました。「選べる」塾や習い事の先生の見極め方まで網羅している、お得な一冊です。 」
    立石美津子オフィシャルサイト|tateishi-mitsuko.com
    http://tateishi-mitsuko.com/

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著者プロフィール

大阪市生まれ。聖心女子大学文学部教法育学科にて幼稚園・小学校教諭免許取得後、佛教大学通信課程にて特別支援学校教諭免許を取得し、故・石井勲先生のもとで、全国の幼稚園・保育園に漢字教育を普及。平成7年株式会社パワーキッズを設立。同社教室の「エンピツらんど」を、全国の幼稚園・保育園300ケ園、生徒数約7000人に導入する指導責任者として活躍。自らも自閉症児の子育てをしながら、「エンターテイメント性のある授業」を目指している。

「2014年 『「はずれ先生」にあたったとき読む本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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