本当は結婚したくないのだ症候群

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  • 青春出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413039888

作品紹介・あらすじ

独身の8割は「結婚したい」らしい。でも、結婚したいと言いながら本格的な婚活はせず、参加するのは女子会ばかり、という人も実際はとても多い。「イマドキの女心」は一体、どうなっているのか? アラサー独身女性のかかえる複雑な「結婚したい」という声を、白書やインタビューなどをもとに紐解いていくと、1つのホンネが見えてきた。29歳の著者による当事者目線の社会学。

感想・レビュー・書評

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  • 結婚はしたくない。

  • 特に都会に住んでる女性にスコープを当てた、結婚観、人生観に対する一冊。本当のところ、結婚したいかどうかもあるけど、これだけ多様化した社会で結婚という価値観だけ一括りにするのは著者の言う通り無理があるのかも。

  • 人生

  • 内容が薄く値段に見合わない

  • 面白いが、いちど読めば十分だ。

  • 文字通り、結婚したくない女性について分析している一冊。

    引用が多いものの、色々な事例を知ることができた。

  • 一緒に生きていける相手がいる、というのは素敵なことだと思う。
    恋人のいる期間はごく短い自分と、常時恋人のいる人とを比べても、どちらが良いとは言い切れない。
    然るべき人と出会ったとき、まっすぐ進めるようにしておきたい。具体的には恋人のいない今を楽しんだり、恋人のいない現実をかなしんでみたり、そういうことである。

  • 東京に行きたくなった

  • 知りたいことが如実に書かれていた。ちょうどこの本の対象年齢に当てはまるからかもしれない。どんどん結婚していく同級生たち、従姉たち、そんな中、古巣から離れて東京に1人いる「私」…なんとも言い表せないもやもや感があり、結婚一歩手前で踏みとどまっている「今」に対して、ひとつふたつこれだ!と思える答えを見つけられた。この本に出会えたことに感謝したい。

  •  30代前後の女性たちの結婚観について。

     座談会式のインタビューでリアルな女性達の声を拾っているのがこの本の最大の見どころ。そこに結婚観の近代史などを絡めている。
     結婚というのは個人の意思だけでできているものではなくて、社会的なプレッシャーや親の想いなどが複雑に絡まっているんだなぁ。

     女性達の生の声が色々と考えさせられる。読んでよかったと思う一冊。

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著者プロフィール

ライター。1986年、石川県金沢市生まれ。東京在住。同志社大学社会学部卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。「BLOGOS」「Yahoo!ニュース」をはじめ複数のメディアに社会系・経済系の記事を寄稿・提供。NHK「新世代が解く! ニッポンのジレンマ」、TOKYO MX「モーニングCROSS」などに出演。著書に『キャバ嬢の社会学』(星海社新書)、『インターネットで死ぬということ』(イースト・プレス)など。

「2019年 『王子様はどこへ消えた?――恋愛迷宮と婚活ブームの末路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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