最新遺伝学でわかった 病気にならない人の習慣 (青春新書INTELLIGENCE)

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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413043816

作品紹介・あらすじ

ガン、アルツハイマー病、生活習慣病…病気の遺伝子が「オフ」になるちょっとしたコツ。東大の大人気教授が明らかにする"遺伝"と"習慣"の本当の関係。

感想・レビュー・書評

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  • 遺伝子って車のようなものかと感じた。色々な種類があり、特徴がある。壊れやすいものもあるし、頑丈なものもある。
    車を長持ちさせるには、どんな車なのか?ということを知るよりも、車の手入れや運転の仕方が重要になる。
    体に当てはめると、生活習慣病やがんなどでは、なりやすい特徴があったとしても、良い食事、適度な運動などの生活習慣の方が重要な因子になる。
    遺伝子の検査が安くなってきたので、してみようかと思っていたが、「遺伝子検査で病気予防はありえない」ということでした。

  • かなりの期待外れ。
    筆者の以前の講義録などは非常にインパクトのある成果が目白押しだったが、前線を退いたのか、科学雑誌の後追いというかネタのインパクトが非常に小さい。
    この程度の状態だったら本など出さないほうが良い。

  • 結局、暴飲暴食をしない、適度に運動するということが
    病気になりにくい習慣ってことみたいですよ。

    DNAやらなにやらごく簡単な説明もありましたが、
    結局は目新しい遺伝学的病気判定や
    病気予防っていうのはないみたいです。

    という、非常に古典的なことがわかる本です。

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著者プロフィール

石浦 章一(いしうら・しょういち):1950年石川県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業、東京大学理学系大学院修了。理学博士。国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物学研究所助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、東京大学名誉教授。新潟医療福祉大学特任教授、京都先端科学大学特任教授、同志社大学客員教授。専門は分子認知科学、分子生物学、生化学。難病の解明をライフワークに、遺伝性神経疾患の分子細胞生物学研究をおこなっている。著書に『理数探究の考え方』(ちくま新書)、『小説みたいに楽しく読める生命科学講義』『遺伝子が明かす脳と心のからくり―東京大学超人気講義録』(羊土社)、『運動・からだ図解 脳・神経のしくみ』(マイナビ出版)、『タンパク質はすごい! ―心と体の健康をつくるタンパク質の秘密』(技術評論社)、『王家の遺伝子―DNAが解き明かした世界史の謎』(講談社ブルーバックス)ほか、多数。

「2024年 『70歳までに脳とからだを健康にする科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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