撤退戦の研究 (青春新書インテリジェンス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413044608

感想・レビュー・書評

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  • 企業経営の参考となる視点多数。日本の会社員はもっと勉強しないといけない。自分もまだまだと自覚出来る内容だと思う。

  • 名著「失敗の本質」に比べるとかなり見劣りする。まあ、歴史は繰り返すの言葉通り、所詮、日本人の行動は昔も今も大差ない。今の安倍政権の政治のやり方も、大戦前の日本の状況と大差ないと思った。

  • タイトルが面白そうだったのでつい買ってしまった。
    ・撤退戦についてあんまり研究していない。どちらかと言うと、お祖父さん二人の床屋政談めいた対談集でした。
    ・半藤一利が、山本五十六の乗機をP-51が撃墜したと適当なことを言っていて萎えてしまった。

    ガンダム好きが「マチルダさんがゲルググに撃墜されるシーンは泣けた」
    とか
    戦国好きが「長篠の戦いは信玄の作戦ミス」
    というようなもので、鼎の軽重が問われる発言でした。もちろん、出版社も気づいてくれという感じです。

    山本五十六が聞き分けよく決まり事に黙って従ってしまうのが良くない。アレだけの立番なら、Noを言うのも仕事の内、というのはなるほどねという感じ。
    とはいえ、ひどく浅い切り取り方しかしていないので読む価値は無いと思いました。

  • 撤退戦の研究というよりは、撤退できなかった昭和の日本軍の批判を様々な角度からしている内容となっています。

    結果的に、本のタイトルの「撤退戦」を学ぶには、あまりに浅薄な内容です。

    「撤退戦」の研究目的で買う必要はないでしょう。日本軍の失態を知りたければ買う価値は多少はあると思います。

著者プロフィール

半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。

「2024年 『安吾さんの太平洋戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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