「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす (青春新書インテリジェンス)
- 青春出版社 (2017年6月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413045148
作品紹介・あらすじ
食後の血糖値の乱れが、自律神経を乱し、心の不調を招いていた! 糖尿病だけでなく、心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症などを引き起こすことがわかってきた「血糖値スパイク」(食後高血糖)。実は体だけでなく、心のトラブルにも深くかかわっているのだ。これまで3000人を検査してわかった、うつやパニック障害、不眠といった心の病と血糖値の関係を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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食後の急速な血糖値の上昇&降下(血糖値スパイク)が心身どちらにも非常に悪影響を与えることを伝える一冊。本書の著者の場合、糖質のとりすぎよりも、問題は血糖値が乱高下してしまうことだと主張しているので、たとえトータルの糖質摂取量が多くなっても朝食をとることを勧めているあたり、人によってアドバイスが違うのがなかなかおもしろい。ただ、とりあえず「糖質は万病の元」という認識は間違いじゃないのだろう。遠い将来、何かひっくり返す医学的発見がなければ、の話だが。
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私の場合、父も兄も糖尿病を患っており、
「自分もいつか糖尿病になるんだと」思い、
スポーツ等を行い健康維持に努めてきましたが、
糖尿病ではなく、低血糖を患ってしまいました。
原因は、恐らく、砂糖製品の過剰摂取です。
また、炭水化物系の食事も、頻繁にしていたこともあります。
30歳を過ぎ、長らく体調が悪いと、悩んでいました。
イライラや不安は序の口で、以前と比べて集中ができなくなったことや、
朝から感じる強烈な疲労感、起きるのもやっとの日もありました。
今は、血糖値を急激に上げる食べ物は、基本摂取していません。
ラーメンも、白飯も、パスタも、ほんとたまに食べるだけです。
また、砂糖製品も、自分で買うことはしなくなりました。
血糖値スパイクとは、血糖値の上がり下がりで、血管に負担をかけ、
またすい臓から分泌するインスリンの調整機能をおかしくすることです。
この状態は、私もそうでしたが、心身に甚大な影響が及ぼしもす。
もしあなたが、炭水化物好き、お菓子好き、清涼飲料水好きで、
最近、うつ気味の症状を感じるなら、
カラダが血糖値スパイクに陥っている可能性が高いと思います。
自分の場合、糖質の特にスクロース(果糖とブドウ糖)を摂取しない生活で、
かなり体調が戻りました。ただ、やはり、砂糖製品が欲しくなる場合もあります。
朝や夜にその症状が出るのですが、私の場合は、ナッツ等を食べて、凌いでいます。
もう、2度と低血糖の状態には戻りたくないないので。
やはり、健康を手に入れるには、「何かを捨てる」選択をしないといけないと思います。
私は以前、喫煙者で、タバコもやめましたが、糖を制限する生活は、
禁煙を行う以上に大変だと感じています。
症状がひどい場合は、最寄りの病院に相談しに行くと良いと思います。
健康を維持するのは、やはり並大抵のことではないと改めて感じます。 -
これは、気になる。一度、負荷試験受けてスパイクがないか調べてみたい。
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【ゴールは糖質制限ではなく、血糖値の安定】
【高タンパク食で血糖をコントロールする】
【「目標は血糖値スパイクをつくらないことであり、血糖を上手にコントロールすることである。これを忘れてはならない。糖質制限は手段であって、目的ではないのだ。」】
【糖質制限に気をつけなければならない人の三種類。痩せすぎちゃう人。低血糖の症状が出過ぎる人。胃腸の弱い人】
【朝食を抜くと、血糖スパイクが起きやすくなる。空腹時の血糖値はドカンと上がりやすいため。だから、空腹時には、糖質は控える!】
【食事の30分前にタンパク質を取る】
【「食事の際は、「食物繊維」 →「おかず(たんぱく質)」 →「ご飯・パン(糖質)」の順番で食べることである。」】
【「 先に結論からいっておこう。 「血糖の変動が少なければ、一日何食かにこだわる必要はない」」】
【「果物にはもちろんメリットがないわけではないが、甘いおやつよりは体にいいだろうとせっせと食べ続けるのは禁物だ。とくに糖度の高い果物は要注意だ。食べるなら「ほんの少量を食後に」が基本である。」】 -
初読
隠れ低血糖…と同じ溝口先生の著書
なんだー、こっちは「血糖値スパイク」とタイトルにあるだけあって
大分わかりやすかった。
血糖値スパイクが起こってるところにはインシュリンスパイクが起こってる
ふむふむ
というものの、グラフを見てる限り、これもインシュリンスパイクなの??
という疑問はあれど。
まぁ多分私も血糖値と共にインシュリンスパイクも起こっているのでしょう
とりあえず5時間耐糖検査したい。
運動して筋肉つけてビタミンDやB摂ればいいのかな
ゴールは血糖値を安定させる事ではなく、糖質を摂っても摂らなくても良い体にする事、というのはほんそれ。