脳が忘れない 英語の「超」勉強法

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413231510

作品紹介・あらすじ

大人の脳と子どもの脳は違う。だから大人には、大人の脳に合った英語勉強法が効果的! その最大の特徴は、脳の「真似する力(模倣力)」を活かすこと。これまでに16万人の脳画像を見てきた著者が、自身も実践している「脳のしくみ」をフル活用した大人の英語勉強法を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 何度も出てくる、脳の可塑性という言葉が印象的。外部からの刺激や作用で、脳の体積や脳回路が変化するから、大人になってからでも努力でさまざまな能力が獲得できると知り、ワクワクしてきた。
    脳回路が変化することで、認知症の発症を予防できるかもしれないことも、興味が湧いた。
    暗記ものは寝る前がよく、時間の長さより習慣化。
    一般的な勉強は頭が冴えている時が良い。
    英語学習のために、適度な運動をして、お酒は控えようと思った。
    英語が上達したらのイメージはたくさんある。だからこそ、楽しみながら、頑張ろうとやる気をもらえた。さあ、頑張るぞ!

  • 高すぎず、低すぎない目標設定が大事!

  • 英語をマスターしたらどんな良い事があるだろうか。
    英語学習のモチベーションを維持させるため、脳科学を絡めながら英語を習得することのメリットが多く記載されており、私の英語学習の励みになった。同様に英語学習に励む方や、興味はあるがあと一歩踏み出したい方におすすめしたい。
    結局は継続さえできれば語学はだれでも習得できるがモチベーションが維持しきれない、または嫌々学習しているから困難なのだという。だからマインドセットが非常に重要になる。
    英語をマスターした自分にどんな良いことが起きるか一度考えてみよう。

    ・「学ぶ」ことは「まねる」こと
    本書で特に印象的なフレーズが上記だった。何か新しいことを学ぶときは、優れた人の模倣をして型を身に付けることが非常に大切。人の能力の獲得は模倣から始まると言われている。
    山本五十六も同じく語る。
    「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

    ・熱中体験で器用な人になろう
    勉強や運動にしても何かひとつのことを習得するコツをつかむとほかの習得も早くなる。
    自分の中に熱中体験があると他人の素晴らしさや凄みが見えてくるし、逆に無いと本当の価値が理解できない人間になる。
    優れたものが理解できて素晴らしいものに感動できることが、人生を豊かに過ごす秘訣なのだ。

  • 座学ではなく、とにかく身体と口を使って実践あるのみ、と再確認させられる。”勉強法”なので当然と言えば当然だが、英語に限らずあらゆる学習に共通するような内容がメイン。

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著者プロフィール

東北大学加齢医学研究所教授。医師。医学博士。1970年生まれ。東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野教授。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターセンター長。一児の父。
脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍。読影や解析をした脳MRIは、これまでに16万人に上る。脳を健康に、若々しく保つ生活習慣はマスコミでも大反響で、そのノウハウをまとめた著書『生涯健康脳』(ソレイユ出版)とそれを子育てに応用した『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)は各10万部を突破するベストセラーとなる。
その他の著書に『こんなカンタンなことで子どもの可能性はグングン伸びる! 』(ソレイユ出版)、『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』(文響社)、『回想脳』(青春出版社)、共著書に『脳医学の先生、頭がよくなる科学的な方法を教えて下さい』(日経BP社)など多数。

「2023年 『70代でも老けない人がしている 脳にいい習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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