傾聴術:ひとりで磨ける“聴く"技術

著者 :
  • 誠信書房
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414403640

感想・レビュー・書評

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  • 傾聴術について初心者にもわかりやすくまとめられた本。
    ただ知識を教えるだけでなく、自分ならどうするかという問いかけもいくつかあり、実践を想定して学ぶことができる。

  • 「自分への縛りが緩むほどラクになる」と書かれている通り、日常の自分を縛りつけているのは他ならぬ自分なのだ。
    そのことに気づかさせてくれる本。

  • 具体的な応答例が数多く載せられており、とても参考になりました。
    共感が大事。アドバイスをしない。質問は本当に質問したいとは限らない。
    など多くの学びがありました。

  • 傾聴することによって、自分を表現したい気持ち、成長を求める力を支える。
    自分のことのように想像しながら聞く。
    話してをそのまま尊重し受け入れる。
    とにかく話してを理解し、その理解を変えそうと努める。

  • 第1章 「傾聴」という援助法について(悩んでいる人を支える方法について
    傾聴がなぜ支えになるのか ほか)
    第2章 傾聴トレーニングの実践―応答の仕方(「ここで何を話せばいいですか」と尋ねる男性会社員
    不登校で苦しむ女子中学生 ほか)
    第3章 傾聴の実際(とにかく話し手を理解し、その理解を返そうと努めること
    「間違えた!」と思ったとき ほか)
    第4章 傾聴力をつけるために(傾聴力がつく学び方、つかない学び方
    傾聴のコツ ほか)


    *言葉には伝えるための言葉と話を聴くための言葉の2種類があるのですよ。 さて、聴くための言葉、言い換えるなら話を聴いていることを相手に伝える言葉とは一体どんなものでしょうかね。

    いわゆる共感的理解とは何か?それを実践に即した形でつづっている。自らの体験とここで述べられていることを照らし合わせて考えると、共感的理解が少し分かったような気にさせられる。
    今まで頭では理解してたものが、体験として入ってきた。現段階で、できるかできないかは別にしてこれに気づけたことはちょっとした変化であると思う。

    さて、それを踏まえて今後はどうしていこうというのが目下のところ問題か。

  • カウンセリングの場面での傾聴の本だが、とても実践的で、話し手の気持ちを理解することとは具体的にどのような想像をすることか事例ごとに具体的に示されており、その共感をベースとして応答例の適否が解説してある。
    他のテクニックやスキルを書いた本とあわせて読むととても役立つように感じた。
    話し手の質問は、多くが質問ではなく、自分の本音を隠したいときであったり、聴き手が気持ちを理解してくれないことへの不満であったりなど、目からウロコだった。
    09-110

  • ズバッと本質をつくことを問いかけることが大切なのかと思っていた。
    こころの動きに寄り添う、たとえ問題の本質に触れる問いができてもこころがついてきていないと吟味した語りにならない。

  • 共感プラス尊重が大切

  • カウンセラーの話の聞き方。相手が自分であるのように、話を聴くのが大切

  • 非常に読みやすく、大事なことが繰り返し書いてある。

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著者プロフィール

著者について
大阪府立大学総合科学部卒業。米国・メリーランド州立 フロストバーグ大学大学院 カウンセリング心理学大学院修士課程首席卒業。米国・州立ミズーリ大学コロンビア校より心理学博士号(PhD. In Psychology)取得。米国にて、州立カウンセリング室子ども課で常勤心理士、病院精神科で心理士等として勤務する。また、州立ミズーリ大学コロンビア校心理学部にて教鞭を執る。日本に帰国し、大阪経済大学人間科学部(臨床心理士養成第一種指定校大学院・公認心理師大学院)教授、ニュージーランド国立オークランド工科大学心理療法学大学院客員教授、および心療内科医院でカウンセラー、(NPO)ストレスカウンセリング・センターで開業カウンセラーなどを経て、現在はカウンセリング・ルーム輝(かがやき)代表。
著書は『一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本』(総合法令出版)など約30冊。

「2022年 『プロカウンセラーがやさしく教える 人間関係に役立つ傾聴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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