- Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414404142
作品紹介・あらすじ
本書で紹介される可能性療法とは、クライエントに変化の可能性を提供する治療的会話の構築を目指しています。このモデルは、ミルトン・エリクソンの治療にもとづいており、ブリーフ・セラピーのひとつといえます。本書では、まず、理論的枠組みを分かりやすく提示した後、すぐに臨床実践に使用できるように、その大部分はセラピストの具体的な応答の仕方に当てられています。
感想・レビュー・書評
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ビル・オハンロンの本は、初めて読んだ。半日で読めるけど、この1冊でセラピーに生かすのは難しいと思う。
NLPとも微妙にスタンスが異なる。NLPを学びたければ、NLPの関連書を読んだほうがいい。
ソリューション・フォーカスド・アプローチ(SFA)のほうが、より洗練されている印象。
よってセラピストは、インスー・キム・バーグとか読んだほうが、時間はかかるけど、結局近道なのではないかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
146.8-オハ
000482059
私はクライエントとの面接で、ブリーフセラピーのスキルを多用します。ブリーフセラピーと言われるように、短時間でクライエントの問題解決するためのスキル本としておすすめします。クライエントの話をダラダラ聞き続けることなく、効果的な質問をどのように発していけばよいかについて、プロセスレコードから学ぶことができます。聞き手がわかったつもりにならない面接スキルは見事ですね。ユーモアをもってクライエントと面接する問いかけの言葉を理解するためには、読み手にユーモアが理解できるセンスが求められることでしょう。 -
ミルトン・エリクソンの「可能性療法」のコンセプトが割とオリジナルの形で書かれている気がする。会話の例も載っていて理解もしやすい
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ブリーフの技法を辞典的に掲載している。似たような技法がいくつかあったり,何が違っているのかよくわからないのもあった。やたらポジティブ。最後のジョークの章はよくわからなかった。
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ソリューションフォーカスのセミナーにて先生にご紹介いただいた本です。
とても具体的で手順をおって説明されており、ひとつひとつにどのようなシーンで使うのか例も書かれています。
こちらも今から即実践できるHOW TO本です。
ただし、翻訳本のため、日本語のようにブリーフ(しっくり)こない文章がちょっぴり残念でした・・・・ -
知りたいことがコンパクトにかかれており、
何度も読み直したいと思った。
最近、持ち歩いています。
日本語訳も読み手にとってスムーズでわかりやすいと思う。 -
この本は,カウンセラーが何のためにクライエントと関わるのかを明確に述べています。それは「変化と可能性の感覚を生み出すため」です。そしてそのための方法を51個載せてあります。読者は好みの方法を選んで使うことができます。
某協会の養成講座の実技指導では,ほぼすべての時間を傾聴の訓練に費やすために,少なからず修了者たちは「相手の話は聴けたけど,そのあとどうしたらいいか分からない」と思い悩んでしまうようです。
そんな袋小路から抜け出すために,また視野を広げるために「傾聴以外にもこんな方法があるんだ。ふーん」と童心に返ってこの本を読んでみてください。(^^
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読みやすいけれども内容が豊富で分かりやすかった。
ミルトンエリクソン好きな方にもいいかもしれません。 -
大きな内容の小さな本。