糖質オフのレシピ

  • 成美堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784415314594

作品紹介・あらすじ

糖質オフの基本がよくわかる。糖と脂と油の新常識。美と健康を手に入れるおかず101レシピ。

感想・レビュー・書評

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  • ●購読の動機
    内海聡「その油を変えなさい」において、参考にしている旨の記述があり、大櫛氏の主張に関心を持った。

    ●欧米における栄養知識の変革
    欧米では2004年に大きな変化があった。
    ・コレステロール は体に必須である
    ・糖質は必須栄養素(体内で合成できないもの)ではない
    ・必須栄養素はタンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンである
    ・糖質はエネルギーとしてのみ有効で、余った糖質は脂肪になる
    ・故に、低糖質でコレステロール 豊富な食事が健康美食と言える

    ●要点
    *糖質をカットしてケトン体を使う体を作る方法
    *再認識した事項
    ・動物性脂肪は悪くない、むしろ積極的に食べるべし
    ・植物性脂肪は変質し易いのでヘルシーと言えない
    ・脂肪で摂取したカロリー数は肥満にならない
    ・太るのは過剰に摂取した糖質が脂肪になるからである
    ・コレステロールに善玉、悪玉の区別はない
    ・コレステロール の役割
     ①細胞膜の材料②脳・神経細胞の材料③ホルモンの材料④消化液の原料⑤ビタミンDの原料
    *卵はたくさん食べても良い
    ・卵をたくさん食べる方がLDLコレステロール は下がる
    *食品中のコレステロール や中性脂肪は悪くない
    ・肉や魚の脂肪は自然界に近いものだが、植物油は人工的に作り出している
    ・調理油には植物油よりもラードやバターの方が良い
    ・コレステロール値が高い方が長生きする
    ・夜食をするなら糖質のないもの、ゆで卵やチーズが良い
    *体脂肪が多すぎると生活習慣病を引き起こすが、少なすぎると、体温が保てなくなり、血行不良、免疫力低下を招く

    *食べ物に使う油の種類と留意点
    ①バター
     植物油よりも安全
    ②マーガリン
     トランス脂肪酸が使われているので避けるべきである
    ③サラダ油
     オメガ6系の不飽和脂肪酸
    ④ラード
     豚の油を生成した飽和脂肪酸。植物油に比べて参加しにくいので、安全でコクと旨味がある。牛の油を精製したものはヘットという
    ⑤ごま油
     なるべく伝統製法(加圧による圧搾)のもの
    ⑥ショートニング
     トランス脂肪酸がたっぷりなので避けるべき
    ⑦オリーブ油
     オメガ9系不飽和脂肪酸。調理に使う。
    ⑧エゴマ油
     オメガ3系脂肪酸。αリノリン酸。非加熱調理に最適
    *油の種類と食べ物
    ・オメガ3:
     EPA&DHA(青魚、マグロ、鮭)
     αリノリン酸(青菜、青じそ、くるみ、エゴマ)
    ・オメガ6(リノール酸)
     紅花、大豆、ひまわり、コーンの油
     必須脂肪酸ではあるが取り過ぎに注意
     オメガ3斗の比率は1:1〜4
    ・オメガ9(オレイン酸)
     菜種油、オリーブ油、キャノーラ油
     酸化されにくい
     

  • 流行の糖質オフの本。ここまで糖質(というか炭水化物)を否定されてしまうと、何を食べてよいのかちょっと迷ってしまいますね(^^; 知識としては知った上で、少しは糖質を減らすようにしてみようかなぁ…。レシピとしては、使いやすいように思います。

  • レシピは本格的な糖質制限向け。
    しそ油やえごまなどを使ったレシピが豊富。

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