世界一簡単なトランジスターのきほん: ゼロから理解する

著者 :
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416108123

感想・レビュー・書評

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  • # 書評☆2 ゼロから理解する世界一簡単なトランジスターのきほん | トランジスター自体が複雑だからかあまり理解できなかった

    ## 概要
    トランジスターの基本的な事項について解説している。

    トランジスターは電気を増幅するための電子工作の部品らしい。

    トランジスターの仕組みは,p. 42-43の2ページにだけ書いてある。N型P型N型の半導体の構成になっており,作りが複雑になっている。

    なんというか,この本を読んでもトランジスターが何をするためのもので,どういう仕組みで,何が便利なのかがいまいち理解できなかった。これはトランジスター自体が複雑なものなのだからある意味しかたないのかもしれない。

    しかし,そのトランジスターの基本事項を解説するための本にも関わらず,そこが理解できないならば,あまりこの本の意味がないのではないかと感じてしまった。

    最後に電子工作例を掲載するくらいなら,もう少しトランジスターの有用性や役割,仕組みを詳しく解説してほしかった。

    ## 結論
    その他の「ゼロから理解する世界一簡単なきほんシリーズ」はまあまあ理解できたが,この本は自分にとってはいまいちだった。

    パーマリンク: <https://senooken.jp/blog/2018/11/13/>

  • トランジスタって何だ?と思い、手に取った1冊。平易な文と図の多さでダイオードやトランジスタ、FETのイメージが掴みやすかったです。今まで敬遠しがちだったトランジスタが少しは身近になった気がします。本の名前通り、確かに「ゼロから理解する」人向けだとは思いました。この本の最後で紹介されていた参考文献を読み漁っていけば、もう少しトランジスタがしっくりくるような気がします。

  • これまた分かりやすい。抵抗、コンデンサー、コイルと同様にトランジスターのイメージが掴めました。しかし、トランジスターはこの先を理解しないと使えない・・・。そうは言っても、一歩を踏み出せた気がする。

  • トランジスタの基礎知識。実際に回路を作る上ではもっと数学・工学的知識が必要でその辺りを簡単に書いて欲しかった。マルチバイブレータの動作説明は間違っていると思うのだが…。

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著者プロフィール

伊藤 尚未:筑波大学在学中に第3回オムニアートコンテスト最優秀賞を最年少で受賞し、1993年名古屋国際ビエンナーレARTEC'93のグランプリなど、国際的な賞を多数獲得。作品は幾何学的なオブジェから動きや光、音を伴うものに変わり、芸術性と科学性を両立させた現在の作風を確立。音や光を利用するための高い電子回路技術と工作技術が注目され、2001年より月刊誌「子供の科学 」 で電子工作記事の連載を開始。2008年には韓国のソウル国立科学館の「サイエンスイリュージョン」 に参加、活躍の場を海外にも広げている。2010年より、フリーのメディアアーティストとして電子工作やおもちゃ作りなどのワークショップを展開するほか、大学の非常勤講師などを務めている。

「2023年 『電子工作大図鑑 第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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