デジタルカメラによる 水中撮影テクニック

著者 :
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416613467

作品紹介・あらすじ

水中写真は、ほかの自然写真と違い機材の装備も違えば自由度も違うため、あらかじめ撮影のイメージングをしておくことが肝心です。また、魚など生き物を撮影するのであれば、撮影したいその瞬間をどうとらえるかがポイントになります。本書では、撮影する対象やロケーションなど項目を設けて撮影テクニックを紹介するほか、コンデジからデジタル一眼まで、撮影機材を生かした撮影法を紹介します。ベテランから初心者まで、ぜひ読んでいただきたい水中写真撮影愛好家にオススメの一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • カメラはもうコンデジ一択なので,カメラ選択,レンズ選択のところは飛ばしつつ。
    いいライトがほしい

  •  ダイバーの間ではすっかりメジャーになった水中写真ですが、一般の人にとっては見ることはあっても自分で撮るということはほとんど無いのではないかと思いますが、それゆえに水中写真(水中撮影)の本というのはあまりなくて、あってもその多くは初心者向けに書かれたものが多いというのが現実かと思います。
     その中で本書は私が今まで読んだ水中写真の本の中では(と言ってもそれほどあるわけではないですが)一番本格的で詳しく書かれて、対象とする読者はデジタル一眼で水中写真を撮る人を想定したものとなっていますが、そこまでいかなくてもコンデジでも外部ストロボを使って絞りやシャッタースピードを自分で設定したりというレベルの人も対象になります。このため初心者の方には難しすぎると思いますが、上を目指す人には非常に参考になる本です。
     具体的な写真を載せて、このような写真を撮るにはこういう風に撮るんだよという感じで書かれているのでわかりやすいと言えます。多くの写真にはデータ(カメラ、レンズ、ストロボ、絞り、シャッタースピード、WB等)が記載されているので、これも参考になります。出版日が2013年6月ということもあって、カメラや周辺機材についてもほぼ最新に近い機種が掲載されているのもありがたいです。ほぼ全ページにカラー写真があり、1800円というのはかなり安い価格設定だと思います。

     ということで、現在あーでもないこーでもないとそれなりにいろいろと試行錯誤しながら水中写真を撮っている私としては、これまで出会った水中写真撮影テクニック上達のための本としてイチオシということで★5つとしました。

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著者プロフィール

1970年 大阪府生まれ。20歳のときに静岡県の大瀬崎の海の魅力に惹かれ、大瀬崎の現地ダイビングインストラクターとしてガイドの仕事をはじめる。1年320日以上を潜り、フィッシュウオッチングブームのさきがけとなり、番組の制作のアシストや著名な写真家 中村征夫氏や吉野雄輔氏の撮影ガイドなどを経験しながら自らも水中撮影に励む。7年間のガイド生活を経たのち、1997年にフリーランスフォトグラファーとして独立する。生態写真だけを用いた日本の海の甲殻類図鑑『海の甲殻類』を文一総合出版より刊行し、高い評価を得る。他に主な著書に『ポケット図鑑 日本の海水魚466』『サンゴ礁のエビハンドブック』(以上文一総合出版)

「2013年 『デジタルカメラによる 水中撮影テクニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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