- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416617175
作品紹介・あらすじ
全国各地の木工作家32人が自ら使い勝手を試しながら完成度を高めていった、木のカトラリー(フォークやスプーンなど)、
器、皿、箱(バターケースなど)、カッティングボード、へら、しゃもじ、バターナイフ、箸、箸置きなどを約380点紹介し、
それらのカトラリーや豆皿などの作り方も紹介した本です。
作品紹介は、たんに作品をカタログのように並べるのではなく、
木工作家の作品への想い、製作にあたってのポリシーや、作ることになったきっかけなどに迫ります。
木のカトラリーは「使う」道具であり、芸術鑑賞作品ではありませんので、
実際に作ったカトラリーで食事をする写真なども掲載しています。
さらに、木工初心者の方でもカトラリーづくりができるように、
木工作家がわかりやすく指導する「つくってみませんか」のコーナーを9カ所設けています。
自分好みの大きさ・形につくる楽しさ、そして実際に使う楽しさを知ることができる「木のカトラリー」に絞った本です。
※本書の初版は、2009年発行の『手づくりする木のカトラリー』。
2013年には、4人の木工作家をプラス取材し増ページした増補改訂版が刊行されました。
さらに、増補改訂版に2人の木工作家を追加して紹介し、「木の種類別の彫刻刀の使い方」「南京鉋の使い方」などの項目も新たに掲載。
2017年3月、本文176ページの増補改訂新版として刊行。
※掲載木工作家: 臼田健二、老泉まゆみ、沖原紗耶、大久保公太郎、片岡祥光、加藤慎輔、川合優、川端健夫、金城貴史、久保田芳弘、
さかいあつし、酒井邦芳、佐藤佳成、須田修司、大門巌、高橋秀寿、田中孝明、玉元利幸、丹野則雄、富井貴志、富山孝一、難波行秀、
西村延恵、萩原英二、般若芳行、日高英夫、堀内亜理子、前田充、松本寛司、山極博史、山下純子、山本美文
感想・レビュー・書評
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図書館で借り。
先日、知人に誘われて公民館でやってる木のカトラリーづくりの木工サークルのようなものに参加した。
桜(山桜だったかな)の木材を頂戴して、自分の彫刻刀と、サークルの方からお借りしたクラフトナイフでちまちまと削ってその日は終了。継続して参加したいのだが、うちには小さな子がいるので、刃物を使う場に連れてきておとなしくさせておくのは至難の業、と判断し、継続参加は見送った。
しかし、木片をスプーン目指して削っていく作業は楽しく、完成させたいな、と思ったので本を借りた次第。
うちにないもので、あったほうが良さそうなのはこの辺かな
・木の板(作業台がわりの)
・クラフトナイフ
・クルミ油(クルミを布に包んで、槌で砕いて出てきた油を擦り込む)
・サンドペーパー(粗い#120あたりから始めて#400で仕上げ)
フォーク、バターナイフ、カッティングボード、箸、箸置き、箱など、ほかの作品もグッとくる。作りたくなる。
サクラのほかに、ヒノキやウォールナットなんかも適してるみたい。
作り方も参考になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんな作家さんのデザインが楽しめ、実際の工法も載っているので 自分なりに作品を作るヒントにもなりそう。