ザ・ボーイズ 2 (G-NOVELS)

  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416617236

作品紹介・あらすじ

危険でクレイジーな“スーパーヒーローのお目付役兼始末屋”「ザ・ボーイズ」の活躍を描いたアンチヒーローコミックの第2巻が早くも登場!

コスチュームを着たヒーローが空を飛び、マスクをつけたヴィジランテ(自警団)たちが夜を徘徊する世界では、彼らがヤリすぎないよう誰かが見張っていなければならない。
そこに登場したのが「ザ・ボーイズ」だ――ビリー・ブッチャー、ウィー・ヒューイ、マザーズ・ミルク、フレンチマン、ザ・フィーメール、彼らは今日も“スーパーヒーローどものご乱行”に目を光らせる!

【収録内容】
「Good For The Soul」:誰もが言いたいことを胸のうちに抱えている――フレンチとフィーメールはマフィア相手によからぬことを企み、マザーズ・ミルクは母親に会い、アニー・ジャニュアリーは神と話をしたいと思い、ブッチャーはCIAディレクターのレイナーといつものゾッとする密会を楽しんでいた。
レジェンドは、ボーイズについてヒューイが知りたがっていることをすべて話そうと申し出たが、ヒューイがまずしなければならないのは、ゾンビとのお散歩だった…

「I Tell You No Lie, G.I.」:秘密が暴露される――第二次世界大戦以降、ヴォート・アメリカンが行ってきたアメリカ国家に対するスーパーヒーローを使った計略が、その汚い手口、怪しげな取引、秘密工作のすべてと共についに明らかになったのだ。
一方ボーイズは、スーパーヒーロー・チームのセブンが犯した最悪の失敗の現場で彼らと直接会っていた。
あらゆる秘密の中で最も酷い秘密は、それほど遠い昔ではない9月のある朝、ニューヨーク市で起こっていた…

「We Gotta Go Now」:Gメン――それは、追放者、不良、反逆者、アウトサイダー、そして世界で最も利益を生むスーパーヒーロー。
しかし謎めいた億万長者ジョン・ゴドルキンのもとに集うはみだし者たちのチームGメンにとって、すべてが順調というわけではなかった。
オリジナル・メンバーのひとりシルバー・キンケイドが、公衆の面前でグロテスクな方法で自殺したのだ。
人気商品であるGメンと共に、Gフォース、Gコースト、Gスタイル、Gウィズ、Gブリッツ、GノマドらGメン人気のおこぼれにあずかるチームを抱えるヴォート・アメリカンにとって、この自殺はよいニュースなわけがない。
しかしGマンションに探りを入れるのは危険が大きすぎる。マンションの闇の中にどんな秘密が待っているのか誰も知らないからだ…ボーイズは無理をしてでもその闇を探る決意を固める。

本書は人気シリーズ『ザ・ボーイズ』全12巻のうち、「vol.3:Good For The Soul」と「vol.4:We Gotta Go Now」を合本した翻訳版です。

感想・レビュー・書評

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  • レジェンドからヴォート社の歴史を聞いたり、世界一在籍ヒーローが多いGメンに潜入したり盛りだくさん。シルバー・キンケイドの正体が分かったりでビックリした。ヒューイとアニーが互いの正体に気づくのはいつなのか気になる。虐殺されたGウィズは本作のヒーロー達の中では比較的気がいい連中で、幼年期性的虐待にあっていたなど同情できる部分が多かった。このシリーズはヴィランの方がまともという展開になるかもしれないが、多分登場しないだろう。

  • 前巻のDC寄りから一気にマーベル寄りでますます直球のパロディーが楽しい。ザ・マン……もといレジェンドを悪役にしないのは作者の良心か。翻訳にあんまりなタイプミスがそのまま残ってたりどうも推敲不足は感じる。

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著者プロフィール

(作)ガース・エニス
北アイルランド生まれのアメリカ人コミックライター。イギリスでデビューした後、アメリカで数々のヒット作を生み出す。代表作は『Judge Dredd』、日本でも人気の『ヒットマン』他多数。『Preacher』と『Hellblazer』ではアイズナー賞ベスト・ライター部門を複数回受賞している。

「2017年 『ザ・ボーイズ 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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