電子工作パーフェクトガイド: 工作テクニックと電子部品・回路・マイコンボードの知識が身につく

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 104
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416717134

作品紹介・あらすじ

今、電子工作の世界が盛り上がっています!

電子部品を組み立てて面白いモノをつくり出す趣味の世界として昔から人気があった電子工作ですが、
ここ数年、「Arduino」や「Raspberry Pi」といった手軽に利用できるマイコンボードが登場し、
プログラミングで制御したり、インターネットとつないだりできるようになって、電子工作の世界が一気に広がったのです。
自分がつくり出した装置で、「IoT(Internet of Things)」が実現できることは、
趣味の世界でも、教育の世界でも大きな魅力となっています。

本書では、『子供の科学』の電子工作連載などでお馴染みの著者が、初心者からはじめてオモシロ装置をつくり上げ、
Arduinoなどのマイコンボードを使った工作が楽しめるまで導く電子工作ガイドです。
まずは、必要な道具や部品のそろえるところからスタート。
LEDを光らせる簡単なモノからつくっていって、手を動かしながら、必要なテクニックと知識をマスターしていきます。

イルミネーション、ロボット、楽器など、インテリアやプレゼントなどにも使える工作も多数登場。
工作が完成するころには、あなたの電子工作のテクニックはパーフェクト!
趣味として楽しみたい人はもちろん、中高生の工作やプログラミング学習用の教材としても最適です。

感想・レビュー・書評

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  • 難し過ぎず、作って面白そうなレベルの絶妙な作例を載せつつ、ArduinoやRaspberryPiへ進む入口も示していて、良い本だと思います。

  • パーフェクトには及ばないけれども、絵も解説も分かりやすい。
    「ポイント」としてコラムがあるが、例えば回路図の見方などが書かれていて、実際にチャレンジしようとする人が知りたい部分に気を使ってくれている。抵抗値の表示の解説なんて、非常に分かりやすくてありがたかった。

    あえてもう一歩の期待をいうならば、第4章の装置をつくる編は、全体の流れからは少し浮いてるかなぁ…くらいかな。

  • フルカラーで図も見やすく、とりあえず何か作ってみたい人向けには良い感じ。

    この本を最初の一冊にすれば電子工作が楽しめそう。

  • 昔学んだ内容の復習。基礎的なところと、新しいラズパイなどの動向の確認用。どちらも手抜きなく書いてあって良い。

  • # 書評☆3 電子工作パーフェクトガイド | フルカラーで電子工作に必要な要素を手短に解説

    ## 概要
    電子工作に必要な要素を解説し,電子工作例を掲載している。全編フルカラーで,イラストや図解,写真がふんだんに掲載されており,わかりやすかった。

    この本でよかったのは,電子工作で使用される部品や技術について解説がきちんとあるところだ。例えば,LEDがどういう仕組みで光っているのか,コンデンサーがどうやって電気をためているのかといったことを書いてあった。もちろん,ページ数が限られるので,説明はせいぜい1-2ページ以内だ。それでも,このような解説の有無は電子工作の理解しやすさに影響があるので,重要だと感じた。

    難点をあげるならば,ページ数が160ページと少なく,一つ一つの説明がやや少ないと感じたところだ。フルカラーであり,書籍の値段を抑えるためにしかたなかったのだろう。

    また,巻末にRaspberry PiとArduinoの電子工作例もあったのだが,20ページ程度の文量で内容もあまりなかったので,なくてもよかったかなと感じた。

    ## 結論
    文量が多くなく,フルカラーで分かりやすかったので,子供が電子工作を学ぶにあたっては最適な1冊になるだろうと感じた。

    ただし,大人が学ぶには若干物足りないように感じた。わかりやすくはあったので,どんなものか把握するのに読むのはいいと思うが,おそらく他の書籍でちゃんと学ぶ必要があるだろう。

    パーマリンク: <https://senooken.jp/blog/2018/10/19/>

  • 分かりやすいが、作品例の前に各部品の説明がもっとあっても良かった。

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著者プロフィール

伊藤 尚未:筑波大学在学中に第3回オムニアートコンテスト最優秀賞を最年少で受賞し、1993年名古屋国際ビエンナーレARTEC'93のグランプリなど、国際的な賞を多数獲得。作品は幾何学的なオブジェから動きや光、音を伴うものに変わり、芸術性と科学性を両立させた現在の作風を確立。音や光を利用するための高い電子回路技術と工作技術が注目され、2001年より月刊誌「子供の科学 」 で電子工作記事の連載を開始。2008年には韓国のソウル国立科学館の「サイエンスイリュージョン」 に参加、活躍の場を海外にも広げている。2010年より、フリーのメディアアーティストとして電子工作やおもちゃ作りなどのワークショップを展開するほか、大学の非常勤講師などを務めている。

「2023年 『電子工作大図鑑 第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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