「空腹」をチャンスに変える! 南雲式食べ方革命 (1日1快食で20歳若返る!)

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  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418124114

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  • What is the devil? Doing fat is the evil. 口からゆっくり吸い、鼻から吐くと減感作療法効果で免疫力up!鼻から大きく吸って、口からゆっくり吐くとインナーマッスルが、口から一息で吸い、口から時間をかけて吐くと自律神経に良い。ソラニン、シュウ酸、トランス脂肪酸、プリン体是吃不行。

  •  この本はダイエット本としては威力は相当高いというのが実感です。痩せます。
     しかしながら、社会人が体調管理をよりよくするための本としてこの本を読む場合、ちょっと疑問が残る仕上がりであると感じました。

    先ずはいいなと思った点。

     一つは、空腹感と空腹との分別(レッスン03)。体が欲している空腹と、周囲の状況から脳が欲する空腹感とは違うとしており、空腹の時に食事をとるように主張しています。肌寒い野外スタジアムで隣でカップラーメンカレー味を食べていて自分も食べたくなるとか、テレビでグルメ番組を見ておいしそう!と思って何か食べたくなるものは空腹感。でも本当に体が欲しい時、つまりおなかが鳴るときだけ食べ物を食べるべきというのが筆者の主張。空腹”感”を感じて食べる食事は不要な食事、ということになります。なるほど。不要な食事を良くしていました笑

     次に良かったのは小食の薦め(レッスン06)。一日一食は非常に極端に聞こえますが、実はいわゆる腹八分目の薦めです。この古くからの言い伝えを彼なりにアレンジして一日一食が手っ取り早いとしていますが、筆者の述べるエッセンスは、一日一食というインパクトが強い表現と比較して、実際は大分穏健であると思います。食べ過ぎが続くときはこの章を重点的に読み返し、反省しています。笑

    反対に疑問に思った点。
     先ずは運動に対する言及の無さ。私は運動(エクササイズ)の信奉者で、運動がコンディショニングに欠かせないと思っています。もちろんこの本はダイエット本であり食べ方を変えることで痩せられれば良いのでしょうが、運動をするとしたら一日一食でいいのかどうか疑問に思いました。

     次に、血糖値スパイクについての言及の無さ。筆者も糖質オフをうたっており(レッスン08)、糖化を防ぐことが体に重要であると述べる一方、一日一回の食事で血糖値スパイクが起こる可能性や制御方法については全く記載がありませんでした。まあ確かに痩せたい人には糖質を省けば痩せるのでしょうが、インシュリンを消費しすぎて逆に糖尿病への近道になりはせぬかと心配になりました。

     そして完全栄養という概念について。これが良くわかりません。丸ごと食べられるものが良いという事なのでしょうが、やはり栄養については栄養士の意見や参考文献をちらっと見せた方が良いのではと感じました。

     つらつら書きましたが、纏めます。
     本書は、ダイエット本としては大変に威力あります。私も痩せました(安全かどうかはわかりません)。コンディショニング本としては沢山疑問が沸きました(ごめんなさい)。とはいえ、筆者は装丁ほどポップで軽い方ではないと思います。レッスン一つ一つはとても中庸ですし、あとがきのエピソードにも父親を心臓病で亡くし、それが自身のダイエットのきっかけになった等書いているからです(ついてで言うと何でこのエピソードを冒頭に持ってこなかったのかなあと思いました。こういう体験に裏打ちされたエピソードや言動が人を動かすのだと思います笑)。
     内容や装丁には出版社の意向が強く働いているのでしょうが、もっと硬派で突っ込んだ話を聞きたいなと私は思いました。

  • こんなに中身の薄い本だと思わなかった。

    初心者の方向け。

  • 飽食が身体に負担をかけるので、1日1食(晩御飯)生活による多少の飢餓状態を作り、健康を維持していくという考え方。朝昼はゴボウ茶だけ。もちろんいきなりは出来ないので、2カ月かけて徐々に1食生活に移行していくこと。そういえば、聖路加病院の日野原重明名誉院長(104歳)も1日1食生活だったはず。食べ方で健康寿命が変わるのは間違いなさそうだ。

  • 「1日1快食で20歳若返る! Dr.ナグモ式食べ方革命3つのルール」

    少し健康に興味があるかたは、書店でこのかたの著書を見かけない日はないと思います。ゴボウ茶や“20歳若返った”というキーワードでおなじみの医師・南雲吉則(なぐも・よしのり)先生です。今回お届けするのは、空腹をチャンスに変えるというナグモ式食べ方革命の3つのルール。

     * * *

    ナグモ式では、体にとって余計なことは一切やりません。ポイントは「おなかが鳴るまで食べない」「特別な運動はしない」「早寝早起き」の3つだけ。めんどうなカロリー計算もハードな運動もお金も不要です。どんなに忙しい人でも、コツさえつかめばカンタンに実践できるでしょう。効果が目に見えて表れますから、モチベーションもアップします。

    ■Dr.ナグモのルール1
    おなかが鳴るまで食べない!
    空腹状態に置かれたときこそ人間の体は活性化し、若返り遺伝子やホルモンを自ら発動させることができます。最も結果が出やすいのが、朝昼は食事を抜いて食事は夜の1食だけに抑えること。

    ただし、いままで1日3食食べていた人が急に1日1食にするのは無理があるでしょう。1日1食を簡単に習慣づける方法は後述します。

    ■Dr.ナグモのルール2
    特別な運動はしない!
    やせるために走ったり、ジムでハードに体を鍛えたりしてはいけません。激しいスポーツのあとは食欲が増進して太りやすくなりますし、心臓やひざに負担をかけて寿命を縮めることにもなります。

    わざわざ特別な運動をしなくても、通勤時間の階段の上り下りや速歩き、部屋の掃除など、日常の動作を活用するノンエクササイズを提唱します。

    ■Dr.ナグモのルール3
    早寝早起き!
    夜10時から夜中の2時までは、睡眠のゴールデンタイム。この時間帯に、若返り効果と脂肪燃焼効果を持つ成長ホルモンの分泌がぐんと高まります。だから、夜寝る前に食べても大丈夫。

    この時間帯をコアタイムとして深く眠ることで傷んだ細胞も修復され、美肌効果も期待できます。若返りが日々加速するでしょう。早く寝るためには、まず、早起きを習慣づけるのがコツ。

    ~『「空腹」をチャンスに変える! ナグモ式 食べ方革命』(南雲吉則)より

     * * *

    ナグモ式食べ方革命が親切なのは、少しずつ体を慣らして3食から1食で維持できる体のリズムをつくっていく点。Dr.ナグモが実際に食べている“本物のレシピ”には、ゴボウ茶やスーパーライスボール、ちょこっとおやつなど多種多様。このコラムをお届けした引用元の書籍では、そのレシピやそれに基づく食生活スタイルの改善案も提案しています。

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著者プロフィール

ナグモクリニック総院長。乳癌手術、乳房再建術を行うかたわら、「一日一食」などの独自の若返りダイエット健康法を展開。テレビ東京『主治医が見つかる診療所』にレギュラー出演。

「2020年 『たいせつなちきゅうの  たいせつなともだち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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