にほんの行事と四季のしつらい ビジュアル版・くらし歳時記12か月

著者 :
  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418202195

作品紹介・あらすじ

一月は正月、二月は節分、三月は雛祭など今も盛んに行われる年中行事から、
お盆や春夏の彼岸など、少し前までは季節を刻む様々な行事が日本人の暮らしを彩ってきました。
本書は、今また見直したい折々の行事のビジュアルブック。
歳時記研究家の広田千悦子さんが月毎の大切な行事と、その楽しみ方、しつらいの実例を見せます。
しつらいとは室礼と書く、古くから伝承されてきた行事の迎え方・飾り方。飾りのひとつひとつには、
祈りや願い、招福や呪術など大切な意味が込められていました。
誌面では、伝統的なしつらいもお見せしながら、その意味を優しく解説する一方、
シンプルな今様の飾り方を提案。草花や和紙などナチュラルな素材をあしらいます。
華美な市販品にはない、手作りの楽しみ。季節を愛で、ていねいに暮らしたい、
そんな貴方の“おうち時間''に寄り添う1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 月ごとの行事について書いてある本はよく見ますが、それに“しつらい”があるのが良かった。
    可愛いらしい飾り付けや素敵なしつらいは見ているだけで楽しかった。
    こんな風に四季折々を感じて生活できたら素敵だけど、現実には難しいかなーと思うけどw
    でも中には簡単な物もあり、やってみたいなーと思ったりもしました。Amazon Unlimitedで読んだんだけど、買っても良いなーと思うほど写真が良かったです。(KU)

  • 丁寧な暮らし

    写真がとても綺麗

  • 神仏の祈りを捧げるという古来からの日本人の慣習が、しっくり沁みてきます。
    図書館でざっと見ましたが、身近に置きたくて買う事にしました。季節ごとのしつらい、少なくとも正月飾りの参考にします。

  •  広田千悦子「にほんの行事と四季のしつらい」、ビジュアル版くらしの歳時記12か月、2020.12発行。歳時記であり写真集であり日本の文化をまとめた本だと思います。読んで、眺めて、ほっとします。年中行事と人生儀礼。形の趣き、形式の美、伝統の深さと重み・・・。心に響く書でした。

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著者プロフィール

日本の行事・歳時記研究家。文筆家。ライフワークは季節のしつらいと祈りのかたちづくり。横須賀市秋谷に築八十年の日本家屋スタジオを構え、「季節のしつらい教室」を主宰。日本の行事の源流に触れつつ、現代のくらしや世代に合わせて提案している。東京新聞に「くらし歳時記」、神奈川新聞に「季めく暮らし」、スタイルアサヒに「季の記」、東急沿線フリーマガジン『SALUS』に「暦と暮らす十二ヶ月」、月刊誌『清流』に「季節のしつらい 祈りのかたち」、第一園芸のウェブサイトに「花月暦」を連載。ほか、「YANASE LIFE plaisir」などの企業誌にも寄稿している。著書は、ロングセラーの『おうちで楽しむにほんの行事』(技術評論社)をはじめ、『七十二候で楽しむ日本の暮らし』(KADOKAWA)、『口福だより』(小学館)、『知っているとうれしいにほんの縁起もの』(徳間書店)、『鳩居堂の歳時記』(主婦の友社)、『にほんの行事と四季のしつらい』(世界文化社)など多数。日本の季節の楽しみ、行事の美しさを伝える映像をYouTubeにて配信中。

「2021年 『花月暦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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