世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編 (集英社クリエイティブコミックス)

  • 集英社クリエイティブ
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784420220552

感想・レビュー・書評

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  • せわしない旅☆

  • 私個人は完全に農耕民族型なのでヤマザキさんみたいな遊牧民族型の人の生き方というのがものすごく羨ましいし魅力的に見える。

    心に国境のないかのごとくあらゆる場所あらゆる人に巡り合ってタフに生きる姿はやっぱりドラマがあって面白い。
    単純に世界中歩き回ったって素晴らしい経験ができるというわけではなくてやっぱり心が開いてるからこそ出会う人と琴線に触れることができるしいろんな出来事が舞い込んでくるんだろうと思う。
    きっと描かれていない面白くもないたくさんの出来事も含めて。

    帰ってからの自分の生活が立ち行かなくなるのに今ここにいるみんなにたらふく食わせたい!という一心でお金使っちゃえるってすごく主人公的だけどなかなかできないことだよね。そこらへんがすごい。

    初掲載作も結構面白くて好きです。

  • ヤマザキ・マリは、タダモノではない。
    彼女の持っているバックグラウンドの大きさを感じた。

    この巻は、「世界の果てでも漫画描き」と、「SPLENDOR!」の、大きく分けて二つのコンテンツが入っている。

    前者は、イタリア留学中にキューバにボランティアに行った顛末を描いたもの。
    旅は主観的には好きではないのに、移動しなくては生きていけない不思議な「体質」。
    モノがなくてまずしいキューバの人の暮らしの中の豊かさ。
    全体としてはギャグ漫画的だけれど、深く考えさせられるものがある。

    後者は、イタリアで修行中の絵画の修復士ミツコの物語。
    初出は少女漫画誌で、彼女の初期の作品の第一話だそうだ。
    不人気で、このあと、神の手を持つ修復士の「教授」とミツのラブストーリーに移行してしまったのだというが・・・
    青年誌で、お仕事漫画として連載したらよかったのに・・・と思われてならない。

  • ※マンガ作品は、読破冊数カウントはしていません。

    テルマエ戦記読込中の一息に…ツタヤレンタルコミックにて貸出

  • 「イタリア家族」は家族のことを描いた話だが、こちらはキューバにボランティアで行った時のお話が中心として、海外であったエピソードを描いている。

    うーん。やっぱ海外って自分の常識を覆してくれるからおもしろいよね。
    わかる。本にも描かれてたけど、兼高かおるの番組、私もナレーションが好きじゃないけど、確かに毎週日曜(土曜?)に見てました。

    「イタリア家族」と同じく漫画で読みやすいし、ぜひ読んでください。

  • この本棚にはマンガは登録するつもりはなかったけど、マンガというよりはエッセイに近いから、登録。
    テルマエ・ロマエを貸してもらって、引き続いて貸してもらった。

    この人すごいなぁ!

  • "テルマエ・ロマエ"のヤマザキさんの、世界放浪記・キューバ滞在編。
    デビュー作も載っていてなんとなくお得感、うん、面白かったです。

  • デビュー作、面白いじゃん

  • エッセイマンガの方のヤマザキ マリです。

    旅はきらいというのは、明らかに嘘だな。完璧な放浪癖です。
    スナフキン以上に放浪している気がする。

    マンガみたいに面白いマンガ家人生です。

  • 私はどちらかというと定住型の人間なので
    世界各地に行く生活に憧れます
    環境なのか性格なのか
    こんな生き方してみたい気もしますねぇw

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著者プロフィール

1967年東京生まれ。漫画家。14歳でドイツとフランスに一人旅へ。17歳でフィレンツェの美術学校入学。1994年、一人息子デルスを出産。1996年、漫画家デビュー。帰国し、北海道大学などイタリア語の講師を務めつつ、北海道の放送局でイタリア料理の紹介や旅行のレポーター、ラジオパーソナリティなどを務める。2002年、14歳下のイタリア人ベッピと結婚。エジプト、シリアと日本を往復しながらの生活が続くが、2004年に日本での仕事を整理し、リスボンに家族三人で住むことになる。主な著書に『テルマエ・ロマエ』『モーレツ! イタリア家族』『世界の果てでも漫画描き』『地球恋愛』『ルミとマヤとその周辺』など多数。現在シカゴ在住。

「2012年 『ヤマザキマリのリスボン日記──テルマエは一日にして成らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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