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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422143910
作品紹介・あらすじ
戦国時代のキリスト教伝播時代にカトリック受洗し、国内での教育・布教機関の最高位まで登りつめて、宣教の最前線を疾駆した日本人信徒ハビアン。最盛期には仏教や神道と徹底的に対峙したハビアンは、江戸時代に入り鎖国の進むなか突然、意を翻し棄教して、修道女とともに野へ出た。その精神史的バイオグラフィーを、キリスト教の教条と日本文化風土の交わりのなかで描き抜く。著者渾身の書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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誤字多いな。
ハビアンのこと以上に「キリシタン」とは何だったのかということがよくわかる内容だった。
キリスト教には3つの基本アスペクト、パウロ教、モーゼ教、イエス教とも呼べる側面があるが、キリシタンはモーゼ教の側面が近いものだった。ハビアンの著作に三位一体への説明がないことなどからもわかる。そしてあくまで南欧の文化伝統に立つキリシタン宣教だった。
ハビアン批判に対しての批判に納得するところは多いが、最後にハビアンをイエスに比しているのはどうであろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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