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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422210643
作品紹介・あらすじ
伝説と神話の時代から、人々はクジラを怖れ、敬い、そして油を取り、肉を食べた。本書は、今や環境問題と野性動物保護のシンボルとなった海の隣人クジラと人間の交渉史であり、「捕鯨」を冷静にみつめなおす試みである。
感想・レビュー・書評
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陸上の狩りと違って、大海原で巨大な鯨を相手にするのは正に命懸けだと思った。それでも鯨産業の最盛期にこぞって各国の捕鯨船が海に繰り出したのだから、それだけ鯨油の価値が高かったことに驚いた。白鯨の戦いの映画を見たが、鯨の解体シーンにはゾッとした。銛でつかれて血潮を吹き上げて絶命するところは、やはり同じ哺乳類なんだと実感した。国際捕鯨委員会が設立され商業捕鯨が禁止となったが、鯨に限らず地球の資源は無限にあるわけでないこと、もっと有り難みをもたなければならないと感じた。
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本に読まれて/須賀敦子より
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我々の心を引きつけてやまない海の王者、クジラ。
そのすべてが凝縮された一冊です。
クジラの生態や辿ってきた歴史が見えてきます。
神話や物語、絵画、写真の中から飛び出してくるクジラたちに出会ってみませんか?
【 2F第一開架 664.9/CO 】 -
古書店で購入。
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