エミール・ガレ:ガラスの詩人 (知の再発見双書 119)

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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422211794

作品紹介・あらすじ

ガレは自然に訴えることによって装飾家もまた象徴主義者になりうると主張した。ガレにとって、花はその構造や生命の神秘性によって強烈な暗示力を持ち、人間の表情よりも雄弁に何かを語るものだった。

感想・レビュー・書評

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  • ガレの作品に心惹かれるものがあったため読んだ。

    美しさを求めると言うよりも、植物や昆虫などの本質を(おそらくガレにとってはそれが美しさなのだと思うが)伝えたかったのだろう。美しいと思う作品もあれば、グロテスクと感じるようなものもあり、彼は象徴主義的、シュルレアリスムであり、根っからの芸術家なんだと言うことがわかった。

    芸術家は、売れていないと苦労はするが、ガレのように認められていても、著作権の問題や経営に関する問題などでも苦労があるのだなと思った。

  • ガレの作品は精巧だが、実用的というよりは芸術的。配色にも独自のものを感じた。

  • 終わりのページに、国内外において、ガレ作品を所蔵している博物館・美術館を紹介しているのが良い。このシリーズって、カラー多いから好き。だけど、文章読もうとしたら目が滑る。なんだろう。

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