- Amazon.co.jp ・本 (59ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422214726
作品紹介・あらすじ
1世紀から中世末期にかけて、古代の呪術文字であるルーン文字が碑文などに残され、ヨーロッパ大陸やその周辺地域で広く発見されている。その豊かな歴史のなかで、ルーン文字はさまざまな目的で用いられてきた。ルーン文字は実用的な目的で、あるいは呪術を目的として、数多くの遺物に刻まれた。そして暗号、謎かけ、詩などのかたちで、神託をたまわる道具、呪術的なシンボル、暦として使われてきた。職人や石工たちの記録としてメッセージを伝えたように、ルーンは個人でも使われ、また古い落書きにも見られる。本書では、その魅力的な例をいくつか紹介した。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りました。
4冊目のアルケミスト双書です。
ルーン文字って不思議ですね。
絵が綺麗です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
解読してみたい
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●ルーン文字が84類に分類されていることが一番へぇってなった。
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・アンドレアス3世の石碑
石碑に描かれているのは、ゲルマン神話において、神々の運命という意の『ラグナレク』(神々の黄昏、世界最後の日)について書かれたエピソードである。
・9つの世界
ゲルマン人の宇宙観による、三重構造の世界。第一層にはアースガルド(アース神族の世界)、ヴァナヘイム(ヴァン神族の世界)、アールヴヘイム(妖精の世界)、第二層にはミッドガルド(人間の世界)、ヨーツンヘイム(巨人の世界)、ニダヴェリール(小人の世界)、スヴァルトアールヴヘイム(黒妖精の世界)、そして第三層にはヘル(死者の世界)、ニヴルヘイム(凍れる霧と闇の世界)がある。すべての中軸となるのが世界樹ユグドラシルだ。 -
ルーン文字そのものの説明よりかはルーン文字が使われてる遺跡とか遺物とかに紙幅のほとんどが割かれてる印象かな。
さすがゲルマン系の言語、nydがまんまneedの意味で大変興奮した。needはゲルマン系の語彙なんだな。
韻を踏むことによって生じる魔力という概念が面白い。galderbrokというのはその魔力ののとなのか特定の呪文のことなのかがわからなかった。(ここでの呪文の内容は「魔力によりて傷を癒したまえ」)
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各地域のルーン文字比較から始まって、ルーン文字に対する新しい解釈によるルーン詩(一文字ずつに詩が付されています)の紹介を経て、見開きによるルーン文字が刻まれたアイテム等の解説がされています。
一見すると小型本でページ数も少ないのですが、得られる知識の密度は高く、興味がある人にとっては大満足の内容となっています。 -
ルーン文字の系譜などが載っており、知っているとファンタジー系の映画がさらに楽しめます。
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ちょっと(TSUTAYA系では無く!、公共の図書館と言う施設からの)貸借物なので?、と言っても?市営(しかも、現在は第3セクターに委託)の貸借住宅だから狭い!ので?…“ #Kindle か?、 #mibon 将又(はたまた) #kobo (前者は? #Amazon 中間は? #AEON 後者は?… #RAKUTEN の電子書籍)等での発行を御願いしたいですね?‥。
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