シャーマンの世界 (人類の知恵双書 1)

著者 : ピアーズ・ヴィテブスキー 岩坂彰

• 創元社 (1996年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ゆづるはさんの感想 · 2011年4月15日]

これを読めばシャーマンやシャーマニズムがわかる！……なんていうことはなく、むしろ読めば読むほどその奥深さと広さにうなってしまった。地理的に遠くても類似性があったり、各地のシャーマンの魂の旅の具体例をあげていたりと、写真や図が多いこともあって楽しめたが、これはどちらかといえばシャーマンの世界の俯瞰図といった感じなので、これを足がかりにしてもっと的を絞ったものを順番に読んでいくと、理解が深まるのではないかと思う。

[hebimaさんの感想 · 2013年12月30日]

シャーマンの世界奥深すぎて、初めてぶっ通しで読んだときはしばらく引きずった。
よくわかるけど理解できないけど存在は認められるしかっこいい。

[Kayaさんの感想 · 2012年4月29日]

シャーマンは霊に選ばれ、霊からトランス状態に入る術と魂を空高く飛ばす術や、恐ろしい霊界への裂け目を降りていく術を教えられる。イニシエーションでは、肉体を解体されて骨だけになり、再び組み立てられて再生する。霊と戦い、霊に痛めつけられた者を癒す力を得る。敵を殺し、病気や飢餓に苦しむ同胞を救う力を得る。世界各地に散らばるシャーマン的宗教には共通の特徴が見いだせる。

[ろくさんの感想 · 2010年8月14日]

シャーマンとはそもそも何者なのか？知りたい人にはおすすめの本。

[ふうさんの感想 · 2005年11月1日]

高校生のときってこういうことに興味すごくあったのよね。精神異常者が昔は神の使いだと思われてるっていう考え、今も沖縄あたりじゃ残ってるよね