- Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422300399
作品紹介・あらすじ
ホロコーストのサバイバー12人が恐怖と不安を乗り越えて語った真実の言葉。
感想・レビュー・書評
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実際にアウシュヴィッツを訪れたことがあるので、現地でどのような惨状だったのかを強く印象に残すことができた。
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イスラエルでコンセンサスが得られているサバイバーの範囲は、各種収容所を生き残った人、ゲットーを生きのびた者、森林でパルチザン活動などをしながら隠れていた者、あるいは民家に匿われたり、納屋など場所を転々と移動して逃げていた者、あるいはキリスト教徒になりすましながら生活し難を逃れたもの、さらには地下組織に加わって反ナチ抵抗運動をして生き延びた者など、実に多様な人々がいる 。
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日本人の著者がホロコースト生還者に直接インタビューしてまとめた証言集。アンネ・フランクの最期を知る友人をはじめ12人が、収容所を生き延びて、戦後の生活をふたたび築くまでの人生のストーリーを多様に語ります。
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学者さんの書いたものらしく、前置きは長い。
サバイバーのインタビューになってからは、一気に読めた。
生々しさに、眩暈がするほど。
戦後すぐは、サバイバーの話を聞きたがらない風潮だったなんて。
国が無い悲しさと、辛さが少しは分かった気がした。
チャイルドサバイバーの証言で思う。
自分が親が誰か?と言うのが、こんなに人にとって大きい事とは。