ヴォーリズ建築の100年: 恵みの居場所をつくる

著者 : 山形政昭

• 創元社 (2008年3月15日発売)

感想・レビュー・書評

[georgebest1969さんの感想 · 2011年1月25日]

内田樹さんの最終講義を聴いて興味を持ったヴォーリズ。本当に美しい建築物を沢山日本に提供している。その美しさ、心の落ち着き、抜群である。

[ちゃいろいさんの感想 · 2015年9月19日]

ヴォーリズ建築に興味をもったので手に取った一冊。
彼が手掛けた様々な建築物の写真が多数掲載されており、巻末には大学教授や文筆家がヴォーリズに対して語った文章や、彼にかかわりのあった人々の対談集などがまとめて掲載されていて面白かった。
ヴォーリズについて深く知っている人には物足りないかもしれないけれど、初心者にはちょうどいい。

[minerva-48さんの感想 · 2012年2月26日]

メンソレータムで有名な近江兄弟社を創設したことでも知られる、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ。
このヴォーリス、和洋折衷のモダンな独特の温かみのある建築を日本全国各地に遺した建築家としても有名です。

明治学院大学、関西学院大学、神戸女学院大学、西南学院大学、遺愛女子中学・高等学校などのチャペルや講堂の建築、全国各地の教会建築、その他にも個人邸なども数多く手がけています。

本書は、現存するヴォーリス建築を写真や資料付きで紹介した１冊。
まだまだ、判明していないヴォーリス建築も日本全国各地に残っているはず。いつも何気なく目にする近所の古い和洋折衷の建物も、ひょっとしてヴォーリス建築かも？

[riyumaさんの感想 · 2011年3月1日]

京都・下賀茂神社の夏の風物詩、古本祭で手に入れた一冊。大正・昭和時代の和と洋が入り混じる建築物は素敵の一言。

[moeさんの感想 · 2010年4月16日]

見取り図好き。

（2010.04.16）

著者プロフィール

大阪芸術大学名誉教授。建築史家

「2021年 『ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」