学問と信仰: 一法学者の省察 (長崎純心レクチャーズ 第 7回)

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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784423301203

作品紹介・あらすじ

日本国憲法をはじめ世界中の憲法で保障される基本的人権、その究極の根拠とは何か。思想が世俗化した今日、われわれは人間の尊厳がどういうことであるのか説明することはできても、なぜそれを絶対的に且つ無条件に尊重すべきかという根拠については合理的に示すことができない。本書は、啓蒙時代以降自らを絶対化しオールマイティーとなった理性が、信仰を失ったことで現在どのように懐疑主義にむしばまれ、弱体化してしまったかを、自然法論の歴史を例証に説得的に描きだす。長年、法哲学および自然法研究に従事してきた著者が、学問と信仰の相違点と共通点を明らかにする必要をとき、両者補い合ってこそ人間は真に豊かな知恵を授けられると語る、ユーモアにあふれた明快な講演。

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