市場経済の哲学 (現代自由学芸叢書)

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  • 創文社出版販売
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784423730799

感想・レビュー・書評

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  • 第一部
    KYという言葉ができるくらいに空気を読むことが必要とされる日本社会で政治家、企業家、哲学者、市民の4つの視点から空気に関する議論を展開。答えにはいたらないが、市場経済に潜む空気を考えさせられた。
    第二部
    フェアプレーは見た目が美しく楽しませるものでなければならない。バランスの追求、絶えることのない試み。
    競争における勝機の平等の要請とは、勝負における一定程度の予測不可能性の確保と競技における勝ち負けの基準の多様性あるいは競技の目的の一般性の確保に帰着する。多様性と機会が大事ってのはセンの潜在能力アプローチに通ずるものがあるね。

  • 教科書にしては割と面白かった。

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著者プロフィール

桂木隆夫(かつらぎ・たかお)
1951年生まれ。法哲学および公共哲学専攻。学習院大学教授。日本法哲学会理事。主な著書に、『自由と懐疑、ヒューム法哲学の構造とその生成』(木鐸社)、『市場経済の哲学』(創文社)、『自由とはなんだろう』(朝日新聞社)、『ことばと共生』(三元社)などがある。

「2021年 『リスク、不確実性、利潤』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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