「3つの体液」を流せば健康になる! ──血液・リンパ液・脳脊髄液のしくみと流しかた
- 自由国民社 (2013年6月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426116170
作品紹介・あらすじ
健康は体内の「流れ」で決まる!人は7割が水。サラサラ血液の生活習慣からリンパマッサージ、脳脊髄液のリリース法までわかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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血液、リンパ液、脳脊髄液の役割や仕組み、これらが体の調子を整えるのにいかに重要かが解説されている本。そしてその対処法として、モゾモゾ体操などのエクササイズやストレッチが紹介されている。
脳脊髄液の大切さについて知りたかったので、とても分かりやすく納得感があった。
ストレッチの方法についての絵が、棒人間みたいな簡素な絵だったのだけが残念。写真か、もう少しリアルな絵で書いてくれると分かりやすくて良かったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
体の不調はすべて血流の悪さと思っていたが、それ以外の体液も影響していることが説明されている。
腑に落ちた! -
人間の身体の7割は水。血液、リンパ、脳脊髄液をスムーズに流すことが健康に繋がる。
血液は、動脈は心臓というポンプがあるが、静脈はポンプがないので、ふくらはぎの筋肉で押し返すことが必要。足指や足首を動かすことでもふくらはぎの筋肉が刺激される。
リンパ液は、鎖骨、脇下、脚の付け根のリンパ節マッサージで流す。
脳脊髄液は、①仰向けで寝て、腰骨を恥骨方向に少しだけ押し、足のかかとを押し出し、②下顎を抑えて、軽く顎を上に出す、③腰骨を軽く持ち、両脚を左右にワイパー運動より、①をもう一度、で流れる。
その他、上腕三頭筋、大腿骨内転筋群を緩めることも大事。 -
身体のことについてとてもわかりやすく説明しています。
「3つの体液」なんてタイトルもインパクトがあるので思わず手に取って読んでみたくなります。
いくつかのっているエクササイズも簡単に出来るものばかりで良いですね。 -
・カラダの約70%は、体液という名の水。
・血液、リンパ液、脳脊髄液の「3つの体液」の循環が大事!
・身体を動かしたり、マッサージをしたり、深呼吸することで、体液を積極的に流す事も可能。
・ふくらはぎが固いと、血液が心臓に戻れない。
・血液の動脈には心臓というポンプがあるけれど、静脈にはない。
・脳脊髄液とは、頭蓋骨と脊柱の中にあって、脳と脊髄を守る液体。
・強いマッサージはより硬い体をつくってしまう。
・体に痛みが出たときは、気づかずに無理をかけていたサインだと思って、体が治りやすい環境、自然治癒力が高まる環境を整える。 -
なんだろう、この本、タイトルがよかったのかな。
図書館でもあまりにもベストセラーでやっと順番が回ってきたって感じ。
内容的には昔から言われてるリンパを刺激して、老廃物を流しましょうって話。
・人は7割が水でできている。体内の水=体液がきれいに流れると体は健康になる。
・7割の水でできてる水風船と体を例えると、パンパンなのが赤ちゃん、水分が減ってしわしわなのが老人。必要十分な体液を確保してシワシワでなくなること、体液がさらさら流れて、循環させることが大事。
・3つの体液=血液、リンパ液、脳脊髄液
・3つの体液の循環をよくすると、体は自然治癒力が増して疲れ知らずの体を手に入れることができる。
・野菜の水分は、そもそも野菜を生かした水。生かすためのすべてをもっている。だから、皮もありがたく全部いただくほうがいい。剥いてしまうとどんどん酸化してしまう。
・リンパ液を効率よく浄化する方法は深呼吸と言われている。
・ふくろはぎの筋肉が動くと、静脈の血液は心臓に向かって進むことができる。
・肩が凝ってる、どこかが痛い、苦しいというときは、その部位だけ見てもダメ。水風船全体のバランスをよくしていくことが大事。
・肩が凝ったら、二の腕の後ろ面を押そう。
・姿勢の悪さによる「よどみ」が腰痛の原因に。鼠径リンパを足で踏んで流す。内側のモモ全体。ここの刺激は若い足を保つのに大事。ここがゆるめられると、骨盤周りの血行やリンパの流れがよくなって、腰痛が劇的によくなる。
・アキレス腱が切れやすい人は、ふくろはぎの筋肉の硬さが原因。
・リンパは鎖骨、わきの下、鼠径部にある。
・この3か月で食べたものが、今の血液になっている。この11か月前から食べたものが、今の骨が作られている。
・現代人はおいしいものを追求し、食べるものに添加物や調味料がどんどん加えられてきた。見た目と効率を重視され、ホルモン注射した果物や抗生物質たっぷりのエサを食べさせられた鳥や豚。
添加物や調味料を足した食事ではなく、引き算をする食事を。 -
p35最初は血がでますが、そのうち無色透明の液体が出てきます。あれごリンパ液です。
p40リンパ液には、血液にとっての心臓のような「ポンプがないということです。
p48その「 血液を戻す」ためのポンプの役目をするのが、ふくらはぎの筋肉です。
p1801枚ではなく5,6枚重ねた風船に水を入れて、水風船を作ったところをイメージしてみてください。
今まで強い刺激を受け続け背中が固い、肩こりがひどいときは、そこを押すよりも、「つまむ」方が、重ねた水風船がばらけやすいです。
p107体は各部分が独立しているわけではなく、全体で一つ -
平易な文章で分かりやすいが、図解が分かりづらいのが難点。