ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方
- 自由国民社 (2023年7月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426128999
作品紹介・あらすじ
こんにちは。『ドイツの女性はヒールを履かない ―― 無理しない、ストレスから自由になる生き方』を手に取っていただきありがとうございます。この本では基本的には「どうやったら、がんばらないで、生きることができるか」ということを書いています。 本題に入る前に少しだけ自己紹介を。私は23歳までドイツで過ごし、今では日本での生活のほうがドイツよりも少しばかり長くなりました。父親がドイツ人、母親が日本人のいわゆる「ハーフ」だということもあり、初めて会う人には「どちらの国のほうが好きですか?」と聞かれることもあります。そんな中で「ドイツと日本の似ているところ」「ドイツと日本の違い」に話題が及ぶことも。 前者に関しては、「日本人もドイツ人も真面目で割と時間を守る」「仕事をする時に詳細な計画を立てる」など気質の面で似ている面があると感じます。ちょっと難しいのが後者です。なぜなら日本では「男性であるか」それとも「女性であるか」で話がだいぶ違ってくるからです。◎ドイツだったら想像もつかないようなところに気を配る日本の女性◎べつに「年相応」でなくてもいい◎あなた自身が「心地よく過ごすため」に◎人は人、自分は自分。比べること自体が不幸の始まり◎「最初からがんばりすぎないこと」が「女性の生きやすさ」につながる 日本では、女性がありとあらゆる面で「がんばりすぎている」ということを念頭に置き、「日本の女性の睡眠時間は世界で一番短い」ということも頭の片隅に入れ、省ける手間は積極的に省くようにしたいものです。 みなさんには「がんばるのをやめてみる」ことを勧めたいところですが、「がんばる」ことが当たり前となっている日本ではあまり現実的ではないので……「ほどほどに、がんばる」をお勧めしたいと思います。 貴女も私も自由でハッピーな生活ができますように!(「はじめに」より抜粋・一部改変)
感想・レビュー・書評
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タイトルから手にした本。過去に〝フランス人は…〟という本を読んだけど、それに似た雰囲気のもの。
フランス人、ドイツ人、人種に関わらず、芯が通った生き方の紹介で、ドイツの人にもこんなに素敵な習慣があるのかと楽しみながら読みました。
タイトルのヒールを履かないというものは、ただのふれこみではなく〝ドイツ人は靴を大切に考えている〟と言うことがよくわかった。
私もなんとかの大足なので、日本では靴を選ぶと言うより履けるサイズのものを探して買うという感じ。ドイツへ行くことができたら、靴選びが楽しめるんだと想像するだけで楽しくなった。
この本を通して気付かされたこと、〝他人を見て幸せそう〟と感じる時は、そのシチュエーションへの憧れであるという事、そして自分の心の声に耳を傾けて〝何が幸せ〟かを考え沿って行動すれば幸せは近づいてくると…すーっと心に沁みた部分です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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女の本屋 > 著者・編集者からの紹介 > サンドラ・ヘフェリン著「ドイツの女性はヒールを履かない--無理しない、ストレスから自由になる生き方...女の本屋 > 著者・編集者からの紹介 > サンドラ・ヘフェリン著「ドイツの女性はヒールを履かない--無理しない、ストレスから自由になる生き方」(自由国民社) ◆サンドラ・ヘフェリン(エッセイスト) | ウィメンズアクションネットワーク Women's Action Network
https://wan.or.jp/article/show/110362024/01/26
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ドイツの習慣や考え方を紹介するエッセイとして興味深く読みました。
タイトルだけ見たときは「楽に生きるにはこんなマインドで」みたいな内容の本かと。そうでもなかった。
ドイツの子どもは10歳で進路を決めるという話が一番興味深かったです。
なんて潔い。 -
ドイツの文化が学べる一冊。文字がぎっしりタイプの本ではないので気軽に読めます。ただ、エッセイのとりまとめなのか、どんどん話題が変わり、いろんなトピックスをつまみ食いしている感じです。番外編ではおすすめドイツパンのお店@東京など、タイトルからは予想できない情報も入っています。
■ドイツの10歳
進路を決めるそうです。大学に行くか、手に職をつけるか。私の感覚では早すぎると思いますが、いわゆる大逆転する物語(予備校の合格記みたいな)はレアケースで本当は10歳のポテンシャルでだいたい決まってしまうものなのかも?でも職人として技術を若いうちから教えて、仕事をしながら学ぶというのは教育費問題が解決するヒントになるかもしれませんね。
■足のケアに力を入れている
フットケア師なる資格があるそうです。靴はたくさん歩く分お手入れもするそう。1日ごとに履くとか工夫されているそうです。この情報を知らなかったら、ドイツに行った時に何でこんなに靴屋があるのと思うでしょう。おすすめの靴屋さんも価格帯別に紹介されているので、ドイツ旅行前におさらいすると良いかもしれません。
■男女の友情
大学時代に「男女の友情」は成り立つかどうかで討論したことはありませんか?私は成り立ってほしい派ですが、日本の世の中的にはなかなか難しいのが現状ではないでしょうか。
日本では男女の友情の成立が難しいからこそ、男女でいたら、その2人の間には友情ではない関係があるとみなされてしまいます。さらに、友情と見せかけ・・という可能性も。ドイツはその点は、あっさりしているようです。 -
ドイツ人と日本人のハーフである筆者が、ドイツと日本のライフスタイルの違いについて書いたエッセイ(?)。日々せかせかと生き急いでいる日本人には、こういう海外の考え方や休暇の過ごし方は、少し取り入れた方がいいかも。
"和"を大切にする日本、"個"を大切にするドイツ。
欧米の人たちのように、たまには気楽な心で生きるのも大切。 -
へー。。。
っていうか…何が言いたいのか良くわからない。
ドイツ>日本?
というか、どこの国でも何人でも、何歳でも、自分を大切にね、というのは、今や当たり前。
筆者が思う日本人像って、だいぶ…なんというか偏ってない?と…ちょっと意地悪にさえ思えてくる。
1番腹が立ったのは「受験に期待するのは夢を見るシーズンで…」みたいな言い方のところ。
経験したことがないからわからない、というなら、そもそも感想を述べるべきではない。
受験は夢を見るための先延ばしの手段では、断じて無いよ!!全力を傾ける受験生にとって、これは酷い偏見だと言いたいかな。
はっきり言って、チョイスミス!でした。 -
日本の女性がファッションにお金をかけるのに、ドイツの方は旅、インテリアなどにお金をかける。やはり、質実剛健なのでしょう。
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最初はドイツの良い部分だけについて書かれているのかと思いましたが、筆者の方は日本とドイツの良し悪しを客観的に説明されていると感じました。
この本を読んで、自分の中にある日本特有の価値観や偏見に気づくことができたような気がします。個人的にはドイツの方々の友人との過ごし方や友人に対する考え方は私も取り入れたいなぁと感じました。