極限環境の生命: 生物のすみかのひろがり

  • シュプリンガー・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784431711049

作品紹介・あらすじ

なぜ、ペンギンが凍えないのか?なぜ、ラクダは砂漠でバテないのか?なぜ、カニが高圧の深海底で生きられるのか?なぜ、150℃の高温で細菌は生きられるのか?生の営みに限界はあるのか?本書は専門的な知識を持たない人たち、願わくは生物学や科学一般についての知識がほとんどない読者にも理解できるように書かれている。本文の中でも必要に応じて説明を試みたが、聞きなれない用語については巻末に索引も設けた。

感想・レビュー・書評

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  • 内容 :
    なぜペンギンが凍えないのか? 
    人間が普通、極限だと感じている環境で生きていけるようになった植物、動物、微生物といった生物が、
    どのようにしてそのような環境に適応しているかを解き明かす。

    著者 :
    ニュージーランド・オタゴ大学上席講師。


    2008/7/6 読み終わる。

  • 極限環境という言葉でイメージされるのは、砂漠であったり深海であったり、またはソーダ湖や胃内部のように極端なPH値を示す場所であったりするのですが、それでは生物がどのようにしてその環境に適応しているかを解説している本です。
    たとえば極端な脱水状態での生命維持の仕組みや凍結回避の方法などが、具体的な生物種を挙げて語られます。
    あらゆる場所にニッチを求める生き物たちの生存戦略には舌を巻きました。
    まさか砂漠にカタツムリがいたとは…^^
    ただ少々専門的にすぎ、面白味に欠けるかもしれません。

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