トランスジェンダーの時代 新装版: 性同一性障害の現在

著者 :
  • 十月舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434028397

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  • 女子栄養大学図書館OPAC▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=0001032175

  • 図書館で借りた本。
    著者の虎井まさ衛さんは、女性から男性への性別適合手術を受けた方で、性同一性障害についての啓発活動で有名な方だそうだ。
    この本は、著者がこれまで色々な媒体に寄せた文章をまとめたものである。が、まとめたというよりは、寄せ集めたという方が適切ではないかと思えるようなものだった。色々な媒体に対して発表したものだから、内容に重複が多々あるし、全体としてTGに詳しくない人向けの啓発的な内容が多く伺えるものの、やはり対象読者も定まっていない。何より、各文章で、時に同一文章内でもトーンの差が大きく、主張か分析か日記かわからないものになってしまっている。
    TGの医学的な知識、社会的な立場、当事者の声、そのどれとしても中途半端である。しかし、それら全体がうっすらと触れられており、なおかつwebで公開されている個人の日記のように、簡単に読めてしまうものなので、入門書としてはよいかもしれない。

  • 性同一性障害に関する書籍です。
    虎井氏はFtMTSで、日本を代表する性同一性障害者の一人です。

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著者プロフィール

1963年、東京都生まれ。法政大学文学部卒業。「FTM日本」「ASIAN TS CLUB」主宰。“人間と性”教育研究協議会会員。FTMインターナショナル(本部:アメリカ)メンバー。著書『女から男になったワタシ』『キアヌ・リーブス!』(青弓社)など、共著『ある性転換者の記録』(青弓社)。

「2000年 『トランスジェンダーの仲間たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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